コマ
『36レース戦う為に −如何に情報を活用するか。』
text:永野 昌治


 PATユーザーはすでに100万人を突破。そのPATの魅力はなんといっても一日36レースのレースが購入可能なこと。これはなにも全36レースを全て買えと言っている訳ではありません。それだけレースの選択肢が増えると言うことを言っているのです。

 しかし、それだけ選択肢がある割に既存の専門紙やスポーツ紙の紙媒体での情報量は限られています。関東圏なら一般的に手に入るのは、今の開催で言うなら東京開催分と京都開催の特別レース、福島開催のメーン競走くらいなもの。京都の平場レースは出走馬名と馬番それに本紙予想の印はついているくらい。たったこれだけの情報ではとても馬券を買う気にはなれません。特に関西のファンは追いかけていた馬が関東遠征でアッサリ勝ち星を挙げられるということもしばしば。でもそういうレースは追いかけている馬以外の力関係がわからず手を出し辛いのが現実。

 しかし、JRDBの情報ならば関東・関西の主場開催みならず、ローカル開催に関しても同じ情報量でカバー。それら全てがPDF新聞として提供されています。

 ある種のソフトを使えばその日行われるレースを新聞として印刷できますが、これらはほとんどJRA−VANのデータを用いただけのもので、各馬の力の比較となると・・・難しいですよね。

 ところが、JRDBの新聞では能力値であるIDMを見れば、各馬の縦の比較、そのレースの力関係の横の比較もバッチリ。また、専門紙の印を元にした基準オッズも掲載されているのでどれくらいの人気になるのかもすぐわかる。これだけの情報量があれば36レースから狙いを定めて勝負も可能です。

 さらに、紙媒体では、枠順が決まって印を打ったらそれ以上の情報の追加は行われませんが、JRDBはネットで情報を提供しているので、パドック周回中の情報までを配信しています。その情報の中身も馬体の評価を始め一般的にはあまり語られることのない脚元の情報まで満載。

 また、情報提供に関してはユーザーの希望に応えるべく常に進化しつづけています。そういった意味ではユーザーのひとりひとりがJRDBの作り手といえます。


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