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日曜はかなり芝外回りのレースをやってくれるようなので、推定上がり上位馬中心に。
結局、土曜メインは推定上がり1〜3着で決まってました。
数字として見るとほぼ僅差だったんですが、僅かに抜け出てるだけでも新潟ではアドバンテージがあるってことですね。

★本日のメイン

  新潟11R
▲3.リーチコンセンサス
▲9.シゲルハスラット
☆12.アグネスナチュラル
−−−−
○11.ケイティラブ

パドック的には、今の所1000mの相手関係でスタートダッシュ切る馬は選べてるようですが、どうも半ばでスタミナ切れ起こすレースばかりしてます…。
足腰がパンとしてるって視点だとアドバンテージが見出せなくなってきてるようです。
昔に比べてもバッシバッシ差しが決まりますし、トモがズルズルに流れてる馬でも勝ちますし…。
何ともポイントが分からなくなっていると言うのが正直な所です。

一応今回の駿風Sの予想となると、「56kgを絶対不利と見て嫌わない方がいいのか?」と思ってます。
1000万クラスのハンデ戦の場合は、そもそも居座ってる差し馬もあまり大したことがないので、テンのダッシュだけ優秀な斤量軽い馬(要するに直線の時だけ条件が異常にいい馬)に全く追いつけないんですが、昨年の駿風Sの2着は56kg同士のワンツーでした。
むしろ、準OPに上がってから斤量が軽くなってきてる馬は、1年以上連対がなかったり1000万〜準OPにかけてほぼ好走歴皆無だったり、そもそも相当弱いということ。
逆に、準OPで55〜56kgと言う馬は、1000万の別定戦を勝ち上がってすぐだとか、追い込み家業をしているのに準OPでもそこそこ何度も好走しているだとかで、そういった貧弱なスピード馬に比べて地脚の強さがあるということです。
さすがにケイティラブのように、あまり履歴の中で底を見せまくってるわけでもないのに、53kgでテン指数位置取り指数上位だとかいう馬は条件良すぎだと思いますが。

なので、それなりに直線で強さを見せるベイリングボーイ辺りや、条件がかなり良いケイティラブのラインを乗り越えようとすると、ちょっとした条件有利とかではなく、勢いがあってちゃんとした強い馬という観点が欲しい所。
ハンデ戦の軽い斤量求めてここに出てくる馬は、2桁着順やたらと喫している分、相対的に良く分かりやすい面があるはずです。
指標として考えるなら、4歳〜5歳で履歴がそもそも若く、大崩れ見せてないままにこの条件に出てきたタイミングと言う感じ。
直線に一度出てきていてしくじってるテイエムカゲムシャや、昨年も56kgで出て限界感じる走りだったボストンゴールドなど、年食ってる馬はやや遠慮して考えましょう。

というわけで、基本的に大きく底を見せた形跡がなく、準OP通用してもいる若い馬となると、まっさきにリーチコンセンサスとシゲルハスラット。
アグネスナチュラルはギリギリ許していいかというぐらい。骨折明けを途中挟んでいるため、情状酌量の余地があるので。
シゲルハスラットなんかは、昔は厩舎がすぐに重賞挑戦させてたぐらいの期待馬でしたし、フットワーク見ても体が固まってきて最近変わってきた気配があるので、結構注目してます。
リーチコンセンサスはずっと詰めが甘かったのに、履歴のほとんどが1〜3番人気。よっぽど馬体などの基礎評価がいいんでしょう。今回は実績馬に注目が集まりますが、これは単純に良い馬なのでは。

適性で見比べるとアルシラートやブライドルアップなど気になる馬はもちろんいるんですが、根本的な弱さを何か抱えているのではないか…と言う部分ですね。

  京都10R
東海S
◎6.トランセンド
◎5.マコトスパルビエロ
△15.コロナグラフ
△10.フサイチセブン

keiba@niftyの方に書いたコラムと変更ありません。
今年は京都ダート1900m→中京2300mとは違い経験馬がいる→速いタイムで走破したことある馬が断然有利だろうの論法。
京都は雨が落ちるのかどうかですが、今回はアンタレスSと違って前残りになるだろう想定で考えると、やはりトランセンドの優位性は大きいと見ます。
大穴は京都ダート1900mの絶好枠を引いたコロナグラフ。

  東京11R
オークス
◎3.アプリコットフィズ
○18.サンテミリオン
△2.アグネスワルツ
△1.コスモネモシン
△5.ギンザボナンザ

関西馬だらけだったファンタジーSや忘れな草賞はともかく、今年はもう明らかに関東馬だらけでしょ?
阪神JFはアパパネ・アニメイトバイオ、フェアリーSやクイーンCの関東圏桜花賞前哨戦は関東馬でワンツー、チューリップ賞もフラワーSも関東馬が混じり、フローラSもスイートピーSも関東馬が勝ちました。
この現状を見続けてるのに結局オークスは関西に持ってかれるんだよ…と嘆いてる人は、もうよっぽど関西馬に叩かれ続けて洗脳完了状態になってますね。

そもそもオークス自体、桜花賞は直前輸送の不利があるので捨てレース扱いしてでも、ここで大幅に(馬体や仕上げが変わって)巻き返す関東馬が多いんですから、今年の趨勢で考えたら普通関東馬ですよね。
自分は桜花賞時に直前の調教手控えたコスモネモシンやアプリコットフィズ、ギンザボナンザまで巻き返しがあると思います。

ショウリュウムーンやエーシンリターンズ、オウケンサクラをここでっていう考え方は、関西馬がよっぽど強すぎてどのレースでも関東がコテンコテンにされてて、「桜花賞だけ見てればオークスはわかる」っというように収束してしまえる時の考え方なんです。
もちろん3年に2回はそういった趨勢になるわけですから、確率的にそれこそが鉄則パターンだと普通の人が思い込んでしまうのも仕方ないんです。
また、関東の重賞よりも桜花賞は指数的に高く出るのが普通で、その中で「桜花賞は捨ててる」関東馬がいるがために、そこがどうしても目を寄せづらいポイントにもなるんでしょう。

桜花賞に関しては、確かにチューリップ賞の上位4頭がそっくり入れ替わるだけの結果になりました。
しかし、それは実力が・伸びしろが…の話ではなく、単に阪神外回り適性ならその4頭に優勢だったと言うだけの話なんじゃないですかね。
大体桜花賞のラップが、全くオークス用に見えませんしね。

そういった流れから、相当調教手加減したのに輸送で馬体を減らし、体調考えると本調子とはとても言えない状態で、阪神外回り適性上位馬4頭に食い下がったアプリコットフィズが最右翼でしょう。
東京コース2戦2勝で両方ともブッ千切ってる実績がありますし、小島太厩舎も正直この馬にしか全力投球できる素質馬いませんから、このオークスが最大の勝負で当たり前だと思います。
相手もとりあえずはラップ優秀なフローラSを上位に。
3着穴も、桜花賞をおかしな状態で出してそれほど負けなかった関東馬に期待します。

(京介)




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