いよいよ今週から小倉開催である。2コーナーからゴールまで下り一直線のスパイラルコースという特徴からも、展開・脚質ではまるケースが多くなる。力把握に加えて、馬場状態・コース特性から見て「展開利を活かせる馬」に注目していきたい。 芝コースはAコースを使用、野芝の馬場で施行される。1・2月の開催終了後、ホームストレッチおよび3〜4コーナーの内側を中心に、損傷した芝の張替え(約10,000m2)、洋芝の消去作業および野芝の更新作業を行っており状態も良好ということで、この開幕週は逃げ・先行馬が中心となる。特筆すれば、基本的に下り一辺倒なコースなので、スタートが良くテンの速い馬が圧倒的に有利。逆にスタートでおかれてしまう・出遅れ癖のある馬にはとてもツライ競馬場である。3連複では人気がなくてもテンの速い馬は押さえておくのが良策。また逃げ・先行馬に人気が集中する場合はハイペースになりやすいので、コースロスの少ない内枠の差し馬なども押さえておこう。 ダートコースは砂厚8.5cmで調整される。クッション砂を水洗いして泥分を除去するとともに、路盤の点検が実施されている。力を要する深いダートのため、スピードのある馬よりパワー型の馬を狙ってみたい。脚質から見た傾向からは、先行馬が有利と言える。ただ1700m戦の場合外枠に入ると先行するのに脚を使うため、スンナリ先行できる内枠が有利となる。あわせてコーナーワークの差も考えると、同じ先行馬でも内枠の馬を選びたいところだ。また3連複では差し馬でも内枠の馬を拾っておくと、思わぬ高配当がつかめそう。
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