今週のレース見解

《2回新潟競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 7/17 7/18 7/24 7/25 7/31 8/1 8/7 8/8
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 2回福島の最終週となった先週は、芝はBコースを使用。金曜日の夕方に夕立があり、土曜日の競馬終了後も激しい雨が降っており、土日ともに雨の影響を受けた状態でした。それでも土曜日の午前中は時計が速め。ただ午後から使われるにつれて馬場が悪くなっていきました。日曜日は朝のうちは雨の影響が残り、午後は使われたことで更に馬場が悪くなっていきました。ただ競馬としては先行して我慢できる馬が中心になっていて、差し・追い込みはよほどペースが厳しくないと効かなかった状態でした。

 ダートも雨の影響を受けて朝からかなりの高速状況でした。午後になると少し馬場が乾いて時計が掛かるものの、4週間の中では一番の高速馬場だったといえます。速い上がりに対処できなければ話になりませんでした。

 今週から新潟開催となります。例年この時期の芝は深くてビッシリと生え揃っており、使われても1開催は荒れてこない絶好の馬場状態となっています。昨年の外回りはサンデー産駒が活躍しており、2F標識からの速い脚が割と決め手になります。大トビが圧倒的に活躍するのは開催後半で馬場が荒れてからということになります。

 内回りの短距離は基本的に持続力が必要な競馬になります。時計的にも非常に速く、先行しても時計が出せないような馬だと全く伸び切れません。むしろ差し・追い込みに回って長く脚を使い、トータルとしての時計に対応できる馬の方が有利になっています。

 芝の内回り中距離は先行して大トビで長く脚を使って逃げ込む形や、小頭数で速い脚が求められる形など様々です。クラスと頭数によって競馬の質が違ってきます。

 直線の1000mはとにかくスピードのある大型馬というのが基本になります。スピードだけ小柄な馬は最後1Fを乗り切れない可能性が高いからです。スピードと持続性の両立がこの条件の本質だといえます。

 ダートは関東の中では一番時計が出る競馬になります。砂質が非常に軽く、上がりも速いのが特徴です。ズブい馬ではスピードが無く時計が出せませんし、骨太の大型馬なども遅くてスタミナ面で不利になってきます。芝馬的な軽さ・速さ・効率の良さが徹底的に求められます。福島での高速馬場時の実績は直結しやすいですが、それ以外の実績はあまり役に立ちませんので。

 ダート1200mでは先行できて、大きな走りで速い時計対応できるのが一番ですが、そういう馬がいない場合は決着時計もやや掛かり、レベルの低い差し争いに変わります。速いだけで小足の馬では最後1Fが大体バテる形になりますので。ここでもスピードが必要な上に、スタミナも相当問われるという図式です。出走メンバーで速い時計が出せそうな馬がいるのかいないのか、で予想も相当変わってくるでしょう。

《2回福島競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 6/19 6/20 6/26 6/27 7/3 7/4 7/10 7/11
-20 -20

-14
-8 -11

-9
-13 -18 -20

-9
-5

-8
-12 -12 -10 -8 -4 -4 -25

-20
-28

-23





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