今週のレース見解

《3回東京競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 5/22 5/23 5/29 5/30 6/5 6/6 6/12 6/13
-18

-16
-14

-5
-22 -22 -24

-20
-20 - -
-18 -20 -14 -14 -20

-12
-20 - -




 3回東京の3週目となった先週、芝コースは仮柵を外しAコースを使用。時計は若干速くなり、土曜日はこの部分を通れるか否かが重要なポイントだったと言えます。

 上がりの速い競馬では加速力やキレが必要でしたが、大トビの馬が大逃げを打って逃げ込んだレースも目立ちました。日曜日は朝から雨が降り続き、馬場も次第に渋り、仮柵部分の優位性が消えていきました。ただ上がりの速い競馬が多く、脚の速さや坂上のキレなどの武器を持っていなければ太刀打ちできず、フラットな府中らしい競馬が展開されました。

 ダートコースは土曜日は良。これまで以上に時計の速い決着が目立ち、馬場は相当軽くなっています。府中の良馬場で必要な後肢の引き付けの速い馬や、ストライドの効率の良い馬が生き残っていく競馬でした。日曜日は雨の影響で徐々に馬場が締まり、後半のダートではレコードが連発されました。高速馬場でいかにスピードに乗せ、時計を出すかが鍵になり、馬格があってバネのある馬が圧倒的に有利でした。

 今週で東京開催も最後になります。芝は引き続きAコースを使用。先週使われたことで内外の差はほぼ無くなっている可能性があります。短距離の上がりの競馬では依然としてキレやバネが必要で、距離が伸びると大きな走りと強い蹴りでスピードに乗せる形が通用します。


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