3回中京の最終週となった先週は、週中からの降雨の影響もなく土日とも良馬場。芝は荒れて硬く、時計的には極端に遅くならず、外差しがほとんど効かない状況のままでした。ダートはこれまで週中の雨の影響を受けてきた時と違い、極端に時計は掛かる傾向でした。乾いて重い馬場で、馬格があり、どれだけスタミナがあるかが問われたレースがほとんどでした。 中京の総括としては、芝のレースはあまり機動力が問われないレースばかりであったということ。特に差しに回ってコーナーを器用に動ける馬はほとんど駄目という状況でした。また1週目は芝が立っていて深い状況で、大トビの馬が大活躍したというのも印象的です。2週目以降は芝が寝て硬く、1200mではスピードが必要なこと、3週目以降は荒れ馬場でかなりパワーよりになること。ただし外を回って差すところまで時計は掛からないということ。中長距離も2週目以降は大トビというだけでは苦戦を強いられ、前肢を振り出し、先行して脚を繋いでいくという持続方法が重要でした。 ダートコースは時計が速い状況では持ち時計が有効でした。基本的に馬格・体力勝負のレースがほとんどで、トータルとしての時計が出せるかどうかが重要だったからです。良馬場ダートでは当然時計が掛かり、重い質の砂に対応できるかどうかが重要だったといえます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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