今週のレース見解

《5回中山競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 9/13 9/14 9/20 9/21 9/27 9/28 10/4 10/5
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 5回中山の開幕週となった今週。芝コースは内から半分ほどがすべて張り替えられた状態でしたが、夏の冷夏の影響でとにかく芝が細く、10cmと短く刈り込まれて馬の蹄が見えるほど浅い状況でした。ただ地盤が軟らかいせいか、全体的にかなり時計が掛かっており、高速馬場からは程遠く、逃げ馬が有利な状態とは言えません。

 ダートコースも夏場に砂が入れ替えられ、路盤まで補修されているために、かなり馬場が柔らかく、クッションが効いて時計が極端に掛かっています。1000万下が1分13秒というのは近年稀に見る現象だと言えるでしょう。

 2週目となる今週も芝はAコースを使用。時計が掛かるために、クラスが下になるほど体力的にきつい面があり、先行馬でも持続性が高くない馬はまず残れない状態になっています。ただ馬場状態自体は良いために、走りに効率性が求められ、大きく雑なフォームの馬は苦戦を強いられそうです。

 ダートは極端に時計が掛かっているために、新潟の高速ダートの成績をそのまま鵜呑みにするのはかなり危険です。1200mでは完歩が小さいピッチ走法の馬はかなり辛く、直線バテてしまうために、ストライドで走る馬の方が有利といえます。上級条件で馬格はかなり重要な要素になってくるはずです。薄くて非力でトモが甘い馬は難しいでしょう。

 1800mも時計が掛かっているために、馬格や脚の長さ、骨の太さなどが活きてくる状況です。小さな馬、走りが硬い馬・小さい馬は辛いといえ、脚の速さはほとんど求められていません。


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