今週のレース見解

《3回小倉競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 8/16 8/17 8/23 8/24 8/30 8/31 9/6 9/7
-8 -15

3
-4 -3 0

20
-2

15
- -
-24 -15 -18 -12 -26

-30
-34 - -




 いよいよ今週で最終週を迎える夏の小倉競馬、寂しいような嬉しいような複雑な気分である。雨の影響もあったのだが、それにしても芝の荒れ方には「すさまじさ」を感じた。またそれ以上に芝の状態を素早く察知し、馬に適したコース取りでレースを支配する安藤勝己騎手には脱帽。やはりレースの主導権を握れる騎手が存在するレースでないと、単なる「当てもんサプライズ」になってしまう。

 3回小倉4週目、芝コースは先週同様Bコース(内より3mに柵)を使用する。転圧が施され最初は内伸びが見られるであろうが、芝の傷みが激しいため、すぐに元のボコボコ馬場になる。ただ騎手も意識して外を回る競馬となるため、全体的に外側へシフトした格好となる。短距離戦の多頭数ともなると外枠が有利のように思えるが、結果を見ると枠順はあまり関係ない。またIDMなどの力比較ではあまり差のない馬で決着していることからも、純粋に力比較が鍵となる。

 また例年このような馬場状態になると、重馬場適性の高い馬や「起・立蹄」の馬などが荒れた内馬場をスイスイと走ってきて穴を空ける場面も多くなる。各新聞に掲載している重馬場適性・蹄表記は忘れずチェックすべし。

 ダートコースは相変わらず高速馬場。良馬場であっても砂は深いが散水効果で脚抜きが良い状態になっている。短距離はスタートが肝心だが、1700m以上では内側ピッタリで競馬ができる馬が有利。内にいても外に出してしまうなどは問題外で、騎手の腕がとわれるところであろう。脚質的には先行馬が有利。


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