小倉競馬第4週目、台風の去った後とは言え、強い風プラス猛雨の中で行われた。芝コースは転圧効果がモロに出たようで、傷んでいるように見えても内を行った馬がスイスイ伸びていた。しかし悪天候も手伝ってか芝の荒れはテレビ画面越しにでもハッキリわかるほど酷くなってきている。ダートは砂の偏りによる馬場差はあまり見受けられず、先行有利の時計の早い状態であった。 開催替わりとなる今週は、芝コースはBコース(内より3mに柵)を使用する。傷んだ箇所が覆われ全体的に均一な状態が見込めるため、あまり内外を考えないほうが良いだろう。ただコースが小回り・スパイラルカーブという騎手の巧拙がハッキリと出るため、馬の力・脚質プラス騎手のコース実績などもポイントとなってくる。今週は安藤勝騎手が土日とも札幌で騎乗のため不在。日曜日に参戦予定の笠松コンビ(吉田稔・川原正騎手)に期待したい。 ダートコースは相変わらず高速馬場。先週は降雨のためか非常に早い状態であったが、良馬場であっても砂は深いが散水効果で脚抜きが良い状態になっている。短距離はスタートが肝心だが、1700m以上では内側ピッタリで競馬ができる馬が有利。内にいても外に出してしまうなどは問題外で、騎手の腕がとわれるところであろう。脚質的には先行馬が有利。
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