今週のレース見解

《２回東京競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	5/24	5/25	5/31	6/1	6/7	6/8	6/14	6/15
芝	-10	-10	12 ～ 38	6	-	-	-	-
ダ	-5 ～ -3	-5	-12 ～ 8	-12	-	-	-	-
コ－ス	Ｃ	Ｃ	Ｃ	Ｃ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ

　先週末は土曜日に台風の影響があり、大量の雨が１Ｒから12Ｒまで降り続きました。芝コースは稍重発表も実際はこの時点でかなりの雨が降っており、時計が掛かった重い馬場状態となっていて、時間が進むにつれて馬場は極度に悪くなり最終レースでは基準よりも38時計が掛かっている馬場状態になっています。

　日曜日は雨が時折降るものの、ほぼ止んでいる天候。ただ馬場はなかなか回復せず、最終レースまで時計が掛かる状態が続きました。また内が痛んでいるために外を回す馬が多かったものの、荒れた馬場状態を苦にしない馬だけはそこをスイスイと走っているのも目に付きました。

　ダートコースは土曜日の１Ｒこそ良馬場発表でしたが雨の影響で馬場が締まり時計の速い馬場状態で始まりました。が、午後を過ぎて水が浮き、抜かるんで時計の掛かる馬場状態。大型の先行馬が押し切る競馬が続きました。日曜日は水が引いた状態の不良馬場。馬場は締まって時計は速い状態で午前中を終えました。

　３週目となる今週は芝コースはＡコースを使用。Ｃコースとの差は６ｍでこの部分に馬が殺到しそうで、先行馬が有利な傾向になるのではないでしょうか。また雨の影響がどの程度あるかにも注目でしょう。