芝コースは全8日、Bコース(内柵から4m外へ移動)を使用する。張り替えられた部分は荒れてきている印象だが、それでも内目を通った馬でも頑張っている。ただ、外差しも決まっているので馬場としては有利不利の少ない良い状態になっていると思う。 しかし先週も述べたが、コースが広い、という心理が働くのだろうが、直線に賭けようとする騎手がいることと直線に向いても大分追い出しを遅らしていることで、特に外回りコースは超スローの競馬も少なくなく、そうなると上がりが極端に速くなり差し、追い込み馬では厳しい状況。最終週となるが、重賞もなくG1の裏で騎手は揃わないだけに、どんな競馬になるか想像つかない面はあるが、馬場の見極めをきちんとしていきたいと思う。まだ直線千米も外有利という感じではないことを付け加えておく。 ダートは今週も土曜日は稍重発表からのスタートとなったが、午後に入ってすぐに良に回復。ただ前の週とは違って大分時計は出るコンディションだった。差し、追い込み馬では案外届かないケースが多く、ある程度前に行ける馬が理想のダートコース。時たま追い込みも決まるが、それは力が違っただけの話で基本的には前に行った方が有利の傾向は変わらないと思う。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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