今週のレース見解

《1回福島競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 4/5 4/6 4/12 4/13 4/19 4/20 4/26 4/27
-9

3
2

-2
- - - - - -
-6

-18
-22

-15
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 芝コースは、今週までがAコース使用となる。張り替えが思い切り目立ち、そこに雨。思ったよりも時計が掛かる開幕週となった。とにかく難しい芝コース、メンバーが弱かったとはいっても、日曜メインの1000万下特別より最終レースの500万下特別の方が時計は速かったし、前日の雨の中行われた3歳500万下特別ともコンマ1秒しか変わらない。土曜の後半と日曜とではでそれほど馬場差は変わりないので、何とも言いようがない。ただ、前に行った組や、バラけるので内目を通れた馬の差し込みしか殆ど来ていないので、基本的には逃げ、先行馬を狙うのがベストと言える。土壌が悪いのですぐに悪化する芝コースだが、週末天気に恵まれればそれほど悪くなることはまだない。

 ダートコースは土曜の雨で大分時計は速くなった。これだけの時計で走られると、差し、追い込み馬に出番はなくなる。元来が割と時計は速い方だが、そこに雨が降ると凄い時計も出る可能性が高くなる。千は間違いなく逃げ、先行馬が狙い。千七も基本的には逃げ、先行馬を狙う方が良いが、3角から動ける差し馬なら、その勢いで差し切れる可能性はある。長く良い脚が使えるタイプを探すのはありだ。

 芝が掴み辛いので、ダートの方で狙い馬を探すのがベストの狙い。ただ芝は荒れる可能性が高いので、小銭でパラパラと遊ぶ価値は十分にあると思う。また、先週は新人騎手たちの奮闘が目立ったが、今年はセンスのある騎手が多い。ようやく初勝利を挙げた生野Jだったが、彼は中京でも積極的な競馬は見せていたので、この1つの勝利でガラリ変わる可能性はある。また、関東の石橋脩Jも中京で1つ勝った後、福島でも結果を残しようやく波に乗れてきた印象。デビュー戦で見せたセンスのある騎乗振りからまだまだ上が望める逸材だ。


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