春に福島を行うのは、一昨年の新潟代替のための福島以来。この開催は前4日がAコース、後4日がBコース(内から2〜2.5m外へ移動)使用となる。芝の状態は野芝、洋芝混生の状態で管理しているが、野芝の方がやや優ってきている。生育状況は昨年12月下旬から3月下旬まで保温シートを敷設したため、春の芽だしが約1ヶ月早まっている。全体的に野芝と洋芝の生育の差はあるが順調とのこと。昨年の開催終了後、競走で傷んだ個所約5,700m2を芝張り替えした。なお、開催日の芝の草丈は、約7〜10cmの予定。芝の生育管理のため、散水を実施する。 元々地盤が良い所ではないので、少しの雨でもすぐに悪くなる福島の芝コース。しかし、開幕週は大いに期待して良いコンディション。小回りだけに逃げ、先行有利で短距離戦ならなおのこと。中舘Jが滅法得意なのもその辺りがある。また芹沢Jもロスなく立ち回るのが上手い。この2人に大西Jが馬場が少しでも荒れてきた時に注目。 ダートは昨年の開催終了後から通常の維持管理作業を実施。砂厚調整は毎週実施予定。晴天が続いた場合、競走馬の事故防止のため散水を行う場合がある。なお、砂厚は従来通り8cm。1,700mのフルゲートが1頭増えたが、その他は大きな変更点はない。時計はまずまず出るコースで、力は多少要る程度。非力な馬でも平坦なのでこなせるダートと言える。逃げ、先行有利に思えるコースだが、勝負所でピッチが上がるので1,700mなら割と差し馬でも来れる。ただ、基本的には前に行ける馬を中心に考えた方が良い。
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