今開催の芝コースは、今週までがAコース使用となる。6月以来の開催で緑鮮やかな絶好のコンディションで行われた。コーナーリングの関係で4角で外を回る競馬では辛く、逃げ、先行馬が断然有利。ただ、内で辛抱できる馬なら十分差し馬でも届くコースではあるが、馬を捌くのには苦労する。外々を回って差し切る馬などは、着差やタイム以上に評価を高めた方が良く、次走への参考になればと思う。今週という意味での狙いとすれば、やはり逃げ、先行馬となるだろう。 ダートはそれほど時計が速い、ということもなかっただけに、案外他力本願の差し馬でも時計が足りるようなレースが多く、結構差し込んでくる競馬も目立ったが、基本的には小回りだけに逃げ、先行馬が有利。芝でもそうだが、中途半端に勝負所で動くとそこで脚を使い過ぎて直線持たない競馬場でもあり、騎手の技量が問われるコースではある。土曜は重賞がある関係で騎手も揃うだけに、注目は土曜の競馬になるかも。 先週も述べたが、500万下が多く組まれている開催で相当数の馬が登録を集めており、未勝利馬も多いが、荒れた芝で結果を出せなかった馬でも良い芝に変わったことや、左回りで一変する馬もいる。それと関西圏での競馬だけに関東馬が能力通りの評価をされず、意外と人気がない実力馬が多かったりする。直前情報などを利用し注目して頂ければ、好配当続出の中京競馬を堪能できることは間違いない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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