JRA発表では、芝コースは、1、2回開催と同様、野芝をベースとしたオーバーシードで施行される。6月の開催終了後、オーバーシード用の洋芝を一旦消去し、野芝の生育管理を行うとともに、競馬で傷んだ箇所についての芝の張り替え(約6,000平方メートル)を実施。秋にオーバーシード用の洋芝(イタリアングラス)播種を行い、順調に生育して良好な状態とのこと。なお、開催当日の芝の葉長は10〜12cm。 前4日がAコース使用だが、大分開催が開いたこともあり、かなり良い状態で競馬を迎えることができそうだ。外を回る競馬では辛く、逃げ、先行馬が断然有利。差し馬であれば、内で辛抱できる馬でないとかなり厳しい。相当能力がないと、外差しは決まり難い。 ダートは、前開催終了後、全面のクッション砂を撤去して洗浄するとともに、路盤の点検を実施。今開催からクッション砂の厚さを約7.5〜8cmに変更している。また、開催前に砂塵抑制剤を散布、気象状況により開催中に凍結防止剤を散布することもあるとのこと。 こちらも芝同様、小回りだけに逃げ、先行馬が有利。中途半端に勝負所で動くと、そこで脚を使い過ぎて直線持たない競馬場でもある。騎手の技量が問われるコースだが、裏開催ということもあってその辺りはリーディング上位の騎手を中心に狙いを定めるのが無難。 500万下が多く組まれている開催で、相当数の馬が登録を集めている。未勝利馬も多いが、荒れた芝で結果を出せなかった馬でも良い芝に変わったことや、左回りで一変する馬もいる。それと関西圏での競馬だけに関東馬が能力通りの評価をされず、意外と人気がない実力馬が多かったりする。直前情報などを利用し、是非とも中京競馬を制して頂きたい。
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