最終週となった新潟開催、土曜日は朝から雨が降り続いており、芝コースは良発表も事実上の重馬場、時計も上がりも掛かり、特に後半はパワー優先の馬場になっていました。ダートコースも見た目にも、馬の走る音からも、稍重というよりは重馬場という状態で時計の速い状態が続きました。日曜日は一転して朝から晴れ間さえ覗く天気。馬場はどんどん回復して従来の硬い荒れ馬場に戻り、結局スピードが問われる状態になりました。 今週から中山開催が行われます。来年4月までの長期間の開催が行われるので、芝自体も長めに設定されるかもしれません。開幕週の例年の芝の傾向としては時 計が極端に速いのはもちろんですが、瞬発力のある馬よりも、わりとしぶとく長く脚を使える持続性の高い馬が上位を占めています。昨年で言えば、京成杯AHでは脚を長く使うゼンノエルシド、エアスムースが500万下を勝ち、もっと極端な例だと瞬発力からは程遠いフジレインボー(15番人気)が逃げて2着に残っています(3着には4馬身)。先行して早めに逃げ込んで粘る、というのがセオリーになります。新潟での追い込み馬はかなり疑って掛かる必要があるでしょうし、外回りコースを残り100mまで逃げて我慢できた馬は有利な状況ともいえます。 ダートコースは昨年は非常に速い馬場でした。これは今の新潟と同じ傾向なので、速い状態だと新潟の実績がある程度、繋がってしまうことになります。目安としては3歳未勝利の1200mで13秒、が軽いのか深いのかの目安になると思います。
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