今週のレース見解

《1回札幌競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 8/10 8/11 8/17 8/18 8/24 8/25 8/31 9/1
-12 -12

-14
-12 -12 -14 -12 - -
-21

-19
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-18
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-24
-16

-20
- -




 今開催は全日、芝コースはAコースを使用する。少し硬い馬場の今年の札幌、金曜には夜に小雨が降り、土曜は朝からザーザー降り。しかし恵みの雨になった印象で、あれだけ降ったのに馬場は稍重だった。午後に入ると雨は降ったり止んだり、降っても霧雨で特に影響のないくらいになり、徐々に馬場は回復していた。日曜は曇り空ではあるが、芝の競馬時は雨は降らずそれなりに良いコンディションになった。

 雨は降った中で競馬でも、今年は全体に良い馬場なので特にダメージを受けた印象はなく、内外問わずきっちり馬は伸びている。それだけにロスなく立ち回れる馬が少し有利なのは変わりない印象。ただ先週も述べたが、それでも外から来る馬もそれほど差はなく、器用さが求められるだけで勝負所からモタついている馬は少し辛いし、外を回って来る馬はある程度余力を持って4角を迎えたいという感じなので、脚質には全く拘らなくて良い。

 ダートコースは雨の影響で土曜の午前中は少しだが水が浮いていた状況もあった。日曜にしても回復したとはいえいつもよりある程度前に位置しないと苦しく、逃げ、先行馬ばかりが活躍した。差し馬にしても早めに仕掛け、4角では良い位置に付けている。今週は良い天気と蒸し暑いくらいの陽気も続いており、完全良馬場で行われたとしても、相変わらず逃げ、先行馬有利に変わりはないだろう。

 さて、エルムSの追い切りが行われたが、札幌で追い切りられた馬たちの中ではプリエミネンスが軽く仕掛けられる程度だったが良い動きを見せ、これが最有力になりそうだ。期待していたアッミラーレはフワフワした動きで、本来の動きには程遠い印象。シンコウスプレンダは向正で気難しい面を見せ、最後までフワフワした感じがする動きに映った。タガノフォーティは頭が高い走りながら、直線での反応はまずまず。

 今週もホッカイドウ競馬のリーディングジョッキー、五十嵐冬樹騎手が土日ともに騎乗する。先週の土曜日にファスファールで1勝し、今年のJRA2勝目を飾った。日曜は人気薄を上位に持ってきたり、地元馬でも3着に差し込んだりと活躍。ロスなく立ち回るソツのない騎乗振りと思い切りの良さで、今週も相当数埋まっている様子。また、昨年ヤマノブリザードで全国区になった川島洋人騎手、若手の有望株の佐々木国明騎手などもJRAから頼まれている鞍もある様子。是非手綱捌きに注目して頂きたい。


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