今週のレース見解

《２回函館競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	7/13	7/14	7/20	7/21	7/27	7/28	8/3	8/4
芝	14 ～ 16	35 ～ 40	-	-	-	-	-	-
ダ	-24	-40	-	-	-	-	-	-
コ－ス	Ａ	Ａ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ

　芝コースは残り６日間、Ｂコース（内柵から４ｍ外へ移動）を使用する。先週は台風の影響で週中から雨が酷かった。金曜正午のＪＲＡ発表では、内側５ｍ（特にコーナー部分）にかけて一部蹄跡の損傷が見られる状態で、９日に馬場の内側（約５ｍ）軽転圧を実施している。

　転圧の影響もあり、思ったよりも内で辛抱していた馬が多かったが、外からも伸びてくるし基本的には真ん中より少し内目から外が最も良いコースとなるようだ。転圧部分はレースを使っていけば徐々には悪くなるので、見極めは大事となる。基本的には外差しが決まることに重きを置いた方が良いように感じるが、芝の前半戦は内枠の先行馬にも気を配りたい。。時計の方は相変わらず掛かっている。毎週の繰り返しになるが、葉長が長くて時計勝負にならない分馬にとっては非常に良いだろう。

　ダートコースは土曜日が通常の速さだったが、日曜は雨の影響でとてつもなく速い馬場となった。メインでは２年振りに千七のレコードが更新された。こういうだと差し馬にとっては辛い状況ではあり、先行馬に有利な状況にはなったが、良馬場なら千米は逃げ、先行馬有利、千七はもう脚質にとらわれず馬の能力比較をきちんとするのが良い。

　今週末の天気もはっきりしない状況ではあり、エゾ梅雨がなかなか抜け切れず、北海道にしては蒸すし雨が非常に多い。今朝までも函館は雨が降っていたようで、天気が変わりやすい地域でもあり、とにかく週末の天気予報には注意をして頂きたい。