今週のレース見解

《２回新潟競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	7/13	7/14	7/20	7/21	7/27	7/28	8/3	8/4
芝	-30 ～ -10	-30 ～ -10	-	-	-	-	-	-
ダ	-10	-26 ～ -16	-	-	-	-	-	-
コ－ス	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ｂ	Ｂ

　２回新潟の開幕週となった先週。芝コースは全面的に芝が張り替えられ、野芝が生え揃いました。芝脚は10～12ｃｍと長めで深く力の要る馬場状態で、時計は速くても馬体重があって、しっかりした前肢の掻き込みや後肢の強い蹴りが求められています。トモが甘く非力で細身で軽い体重の馬はかなり不利な状況で体力負けしていまいます。芝1000ｍに関してはなぜか例年より時計が掛かっています。ただ馬場は同じなので求められていることはパワーと持続力です。

　ダートコースは時計は例年と同じくらいの状況ですが、金曜日までにかなりの降雨量があり極端なパワーは要りませんでした。特に日曜日は前日の雨の影響で時計が速く、非力な馬の台頭も割と目立ちました。

　２週目となる今週も先週とほぼ同じ状態でしょう。芝コースは馬格があって蹴りだしまたは掻き込みのしっかりした馬が中心です。瞬発力よりもパワーと持続力が徹底的に求められます。内回りに関しては先行できないとちょっと間に合わない感じです。

　ダートコースは金曜日までにどの位雨が降るかにも影響されますが、基本的に軽い傾向が続くのではないかと思います。1800ｍは脚が長く、しっかりしたトモがあれば勝ち負けになるはずで、背が低い馬は割と苦戦している傾向です。1200ｍは脚の回転の速さだけでは長い直線を乗り切ることができず、蹴り出すパワーや掻き込みは重要な要素になっています。