折り返しとなる函館開催。芝コースは前2日がAコース、後6日がBコース(内柵から4m外へ移動)を使用する。今年の北海道は週末になると天気が悪くなることが多く、金曜正午のJRA発表では、内側5m(特にコーナー部分)にかけて一部蹄跡の損傷が見られる状態で、3日に3〜4角内側(約3m)軽転圧を実施している。 転圧をするようになってきたことで、大分内は悪くなっている。ただその影響で前半のレースでは多少内を通っても残ったりジリジリ伸びてきたりするケースがあったが、レースを使っていけばすぐに悪くなるので見極めは大事だ。基本的には外差しが決まることに重きを置いた方が良いように感じる。時計の方は相変わらず掛かっている。毎週の繰り返しになるが、葉長が長くて時計勝負にならない分馬にとっては非常に良いだろう。 ダートコースは土曜日の雨で一気に悪くなったが、相変わらず時計はかなり速い。ただ意外に差し馬が台頭しており、内に流れて外目が砂が大分浅いのかもしれない。傾向としては千米は逃げ、先行馬有利だが、千七はもう脚質にとらわれず馬の能力比較をきちんとすることが大事になってきた。 今週末の天気も心配されるが、今年は梅雨入りしているのではないか、というくらい蒸すし雨が多い。天気が変わりやすい地域でもあり、とにかく天気予報には注意をして頂きたい。
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