福島開催の最終週となった先週、芝コースは相変わらずローラーによる転圧が行われ、馬場が荒れているものの、硬く時計の速い馬場状態となっていました。外を回るロスがかなり堪えるレースが多く、内を突いた馬の台頭が目立ちました。ダートコースは相変わらず軽くて速い馬場状態で、完歩が小さく小回り向きの決め手のある馬が有利でした。 次開催は新潟競馬場で行われます。芝コースは春の開催からあまり間隔が開いておらず、どの程度芝が発育しているのか注目でしょう。1200・1400mの内回りコースはとりあえず先行馬が有利な馬場状態で行われると思われます。福島で活躍した先行馬は割とそのまま好成績を上げるかもしれません。外回りコースでは平坦で長い直線を乗り切るための持続力が徹底的に問われるコースです。福島で追い込んで間に合わなかった馬のピックアップは割と重要ですし、内を回り先行して着順の良かった馬は最後の1Fを凌ぎきるだけの粘りがあるかどうか考えないとならないはずです。 ダートコースは福島と違い、深くて砂が重いために馬体に幅があり、パワーや蹴りの強さというものが求められます。非力で脚の回転の多さで福島を乗り切った馬ほどこの馬場は堪えるはずです。多少不器用でも直線が長いために差すことも可能です。条件馬であれば昨年の新潟実績を確認しておくことも重要といえるでしょう。芝もダートも、それぞれの適性を見抜いておくことが肝要です。
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