今週のレース見解

《１回福島競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	6/15	6/16	6/22	6/23	6/29	6/30	7/6	7/7
芝	-16	-16 ～ -12	-16 ～ -8	-16 ～ -6	-17 ～ -12	-17 ～ -12	-	-
ダ	-27	-32 ～ -27	-9 ～ -13	-26 ～ -24	-26	-26	-	-
コ－ス	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ

　３週目となった福島開催ですが、雨の影響も無く芝ダートとも安定した馬場状態が続きました。芝は引き続き転圧が行われ、荒れ馬場でも硬く上がりは掛かっても時計の速い状態で、内の先行馬が有利な状況に変わりはありませんでした。走る馬の傾向も硬くて速い馬場向きで内を回る先行馬、そして上がりが掛かることで浮上できる差し馬の２種類でレースが構成されています。

　最終週となる今週もほぼ同じような傾向が続きそうです。馬場への適性としては硬い荒れた芝への対応力の高い馬を探すことが逃げ差し問わず重要な要素になっています。バテずにしぶとく長く脚が使える馬が中心ですし、トモが流れる馬も全体的には不利な設定です。

　ダートコースは1000ｍ・1700ｍとも脚の回転が速い馬が決め手上位の馬になっています。軽くてパワーがいらず、時計も速いために、パワーがあっても大トビで歩数の足りない馬は掲示板止まりというのが全体的な傾向です。