今週のレース見解

《2回中京競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 5/18 5/19 5/25 5/26 6/1 6/2 6/8 6/9
-19 -22

-12
-23 -19

-17
-22

-20
-18

-16
- -
-36

-31
-32

-35
-18 -19

-18
-16 -16 - -




 中京開催は今週が最終週となる。芝コースの内側は見事に荒れて、芝というより土のグラウンドの様であった。レースでも内ラチ沿いを通る馬はほとんどおらず、避けたところで内側・外側といった感じであるが、うまい騎乗を見せたのが愛知杯でのトウカイパルサー吉田稔騎手。道中はぽっかり空いた内を通り、4コーナーではなんの不利もなく先団へ、他馬が外へふられる中、直線は1頭も走っていないど真ん中をヒョイと抜け出し楽々優勝。他馬にしてみれば「やられた」という感じであろう。思わず「うまいっ!」と声が出てしまった。

 ちなみに今開催の騎手成績を見ると、1位池添、2位和田、3位中舘、4位吉田稔、5位福永であった。安田記念で2着だった池添騎手の成績も素晴らしいが、中でも和田騎手の頑張りが目だっており、騎乗数28で約3割の連帯率(しかも平均人気は6.67!)は素晴らしい。ただ今週から騎乗停止のため騎乗がないのが残念。他の乗れている上位騎手の踏ん張りに期待したい。

 最終週となる芝コースは引き続きBコースを使用。荒れた内を避けて外を通る馬が集中するであろうが、先述の吉田稔騎手のような騎乗も考えられ、一筋縄では行かない展開になりそう。ただロスが少ないという意味で内枠の先行・好位差し勢が狙い目と言える。1200m戦でも外枠の差し馬に囚われすぎると痛い目に遭いそうなので要注意。レースごとに各馬のコース取り・結果を確認しつつ柔軟な対応が必要なバトルとなる。

 ダートコースは雨の影響がなければ意外と力の要るコースである。力のある逃げ・先行馬を中心に、ロングスパート対応型の差し馬が狙い目である。馬の力と騎手の技術比較を十分した上で馬券を組み立てたいところである。


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