4回東京の開催1週目となった先週は金曜日から土曜日の朝方までの雨の影響で馬場にはかなりの影響があり、土曜日のダートコースは水が浮き、ぬかるんで時計の掛かる状態でのスタートでした。ただ午後になって水が引いてしまうと、今度は極端に時計が速い状態に戻り、午前と午後の馬場の差が27もあるという1日になっています。日曜日はこの速い状態のまま午前中のダートが終了しました。 芝コースBコースに仮柵が変更され、Aコース時に使われていた部分もあったことで、土曜日の雨で馬場が痛むのがわりと早かったことがあり、これまでのよりも上がりが掛かるようになりました。ただまだ馬場の良い大外を回すよりも多少痛んでいても最内を回るほうがロスが少ないケースがスローペースほど見受けられました。 Bコース2週目となる今週は内が徐々に荒れてきて、より外を回る馬が有利になる状況が生まれてくるはずです。上がりも掛かるようになって、瞬発力や先行力という要素はあまり必要ではなく、脚を長く使える持続力が必要になってきます。前開催で速い脚が無く前を捕まえられなかった馬が狙いとなってくるでしょう。 馬場が前開催の中山のようにパワーがある程度求められる状況になってきたことで今年も皐月賞組の好戦は可能となってきた感じがあります。あの馬場をしっかりした脚色で差してきたノーリーズン、タニノギムレット、この2頭に割って入れる馬がいるのかどうか、予想の鍵だと言えると思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Presented By SamuraiJAPAN. |