地獄の阪神が終わり、場所は京都競馬場へと移る。芝コースは阪神後半開催で目立った先行勢の台頭、その傾向は京都開催にも引き継がれる。 前開催最終週と同じCコーススタートの芝コース、基本的に京都開幕週=逃げ・先行有利。ただ前開催(〜2/17)での芝の荒れ具合が、どこまで復活しているかが鍵。洋芝(イタリアンライグラス)のオーバーシードで開催されるとあって、この開幕週は馬場(芝の速さ)を読む上でも、「レースを見る」ことが重要となる。あとは「おてんと様」の機嫌次第で馬場劣化がどこまで進むか、この開催も馬場読みが馬券の鍵を握る。 ダートコースは、小回り・平坦コース特有の騎乗が求められる。基本は逃げ・先行、あとは3〜4コーナーにかけてうまく捲くれるかどうかがポイントとなる。常に最後方からの追い込み馬にはキツイコースである。 特記としては、砂厚に関して毎週発表があるが、これは「良」馬場状態で爪ハロー掛けを行った後、凹凸の平均高さで測定しているらしい。つまりその週毎で浅いライン・深いラインというものが存在するということである。特に直線の正面から見たコース取りをチェックして、どこが伸びるのか?を早く掴むことが重要。また砂のホコリ止めに散布されている「砂塵抑制剤」というものがどんなものであるのかがわからない。凍結防止剤のような化学的に抑制するものであれば、砂質の確認も必要である。まずはじっくりと台頭馬の傾向を探りたい。
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