今週のレース見解

《２回中山競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	3/23	3/24	3/30	3/31	4/6	4/7	4/13	4/14
芝	-20	-20	-	-	-	-	-	-
ダ	-30 ～ -29	-22 ～ -20	-	-	-	-	-	-
コ－ス	Ａ	Ａ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ

　２回中山開催の１週目が行われた先週は金曜日の夕方かた雨が降り、ダートはこの影響を受けて稍重で脚抜きが良く時計的にも-30と速い状態でした。日曜日は乾いて馬場が戻り、ほぼ通常の時計が出ている状態でした。芝コースは両日とも-20。内が荒れていることは事実ですが、見た目以上に芝がしっかり根を下ろしているようで案外内の馬が頑張っているレースが目立ちました。逃げ差し互角の状態だったと思います。

　今週から芝コースはＢコースに変わります。基本的には内の先行馬が有利な状況に戻りますが、使われている分、かつＢコースの方が半径が大きいために、開幕初日のような極端に内だけという馬場にはならないはずで、馬場への適性、有利な血統、レースの流れといったもので予想することで十分だと思います。まぁあんまり極端な追い込みだけはどうかと思いますが。ダービー卿ＣＴでは馬格があってパワーと持続力で押し切れそうなミデオンビットが良さそうかなと思っていますが。

　ダートは1200ｍも1800ｍもトモの良く発達した馬が好戦し、非力な馬ほど苦戦をしている印象で、基本的には力が要る馬場ですが、そろそろ雨がよく降るシーズンなだけにこの影響を考慮に入れておかなければならないでしょう。伏竜Ｓでは有力馬の多くが1200ｍや1600ｍでの実績の馬で中山1800ｍへの適性がかなり怪しい馬も多いものと思われます。