今週のレース見解

《１回中京競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	3/2	3/3	3/9	3/10	3/16	3/17	3/23	3/24
芝	-12	-12	-15	-15	-	-	-	-
ダ	-8	-8	-7	-7	-	-	-	-
コ－ス	Ａ	Ａ	Ａ	Ａ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ

　芝コースは、今週からＢコース（３ｍ外へ内柵を移動）を使用する。今週も天候には恵まれ、芝の状態は素晴らしいの一言。先行勢が有利なのも先週と変わらず、内でじっと我慢できる馬や、外を回っても直線まで我慢でき、４角で大外に回るような団子にならなければ差し馬でも十分に台頭できる。開幕週にも述べたが、勝負所で動くと４角をかなり外を回る形になり、それも大分ロスになるので器用さは必要になるコースだけに、騎手の実力が中央競馬の中でかなり必要とされる。それだけに、今年の新人騎手がちょっと低調だけに（南井騎手も騎乗馬に恵まれている面がかなり強い）本当に難しい競馬になっている。仮策が設けられる今週は、逃げ馬にも注目した先行勢が俄然有利に働く馬場と考えたい。

　ダートコースは力の要るコンディションだし、小回りの上にコーナーリングの難しい競馬場だけに、外を回る差し馬では辛い。余程力が抜けているか、上記にも述べたが４角まで我慢できる手応えの持った差し馬でないと辛い。今週以降もやはり、逃げ、先行馬有利、差し馬なら内枠で器用さのある馬、という、スタンダードな狙いで大丈夫だろう。

　騎手で注目は、中館、大西、芹沢といったベテランは安心して見ていられるが、若手の中では関東の鈴来、関西は難波にも注目したい。難波は昨秋の新潟から大分力を付けているだけに侮れない騎手になりつつある。