今週のレース見解

《2回京都競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 1/26 1/27 2/2 2/3 2/9 2/10 2/16 2/17
-8 6 - - - - - -
-11 -16 - - - - - -




 一昨年のレース体系の改革で、春・秋共にスプリント戦はそのシーズン最初のG1となった。その為に、ステップレースから使い出す馬は厳寒期や酷暑の中という、厳しい条件の中からのスタートとなる。今週京都のメーンとなるシルクロードステークスは、高松宮記念がスプリントG1となってからそのステップレースと位置付けられて宮記念が5月に行われていた頃のは重要な一戦となっていた。昨年のトロットスターがこのレースから宮記念を制しており、その重要度は変わらない。

 しかし、今年からシルクロードSはハンデ戦に変更となり、阪神の開幕週に行われる阪急杯の方がローテーション的にもステップとしての性格を強めそうだ。

 さてそのハンデだが、トロットスターが圧倒的な実績から、59.5キロの斤量。対して、6歳牝馬のフレンチパッションとスニーカーがまだ、条件馬ということもあって49キロ。上下で10キロ以上のハンデ差のレースも珍しいので、軽ハンデ馬2頭には是非とも出走してもらってどういう結果のなるか見てみたいものだ。

 芝コースは先週に引き続きBコース。先週は日曜に不良馬場で開催されているので傷みが激しくなっている可能性が大。京都牝馬Sでビハインドザマスクは大外から差し切ったように外を通って伸びて来る馬に注意が必要といえる。

 ダートコースは日曜は不良馬場で行われた。全く水の浮いていない状態の不良で、本来なら1番時計の速くなる状態のはずだが、意外とそうはならなかった。この辺りは凍結防止剤散布の影響か。全体的には先行有利の状態が続いた。今週も傾向の大きな替わりはないだろう。


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