波乱となった有馬記念は、3歳馬のマンハッタンカフェが世代交代を告げるように快勝した。古馬のG1競走をリードしてきた、テイエムオペラオーとメイショウドトウの引退で2002年の競馬はマンハッタンカフェやジャングルポケットなどの明け4歳を中心に展開されることだろう。その中で、ダート競走の牽引役として期待されたクロフネが屈腱炎発症で戦線離脱は寂しい限り。 年明けの3日間開催は京都金杯をメーンに行われる。ここでも世代交代の流れか明け4歳のアグネスゴールドが適距離で昨年の覇者ダイタクリーヴァに挑む。変則日程で各馬調整が難しい時期だけに思わぬ伏兵が台頭する可能性も。 芝コースは開催を通じてBコース。厳寒期だけに一日に3レースくらいしか行われないので傷みは少なく良好な状態が予想される。秋の連続開催から一ヶ月の養生でスピード競馬が期待出来る。 ダートコースは秋開催から砂の質が変わったので、以前の京都に比べると時計の掛かる傾向にあった。冬の開催ではそれに加えて凍結防止剤が散布されることが多いので、粘りつく砂質となりやすく、秋以上に時計が掛かることが予想される。時計が掛かれば後方からの差込も可能。
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