さて、21世紀最初の年の競馬も今週が最後。関東圏ならまだ、東京大賞典が残っているという雰囲気なのだろうか、関西では園田くらい。これは、あまりにも寂寥感が強いので、年明けの金杯まで我慢したほうが無難と言える。 世間の目は有馬記念にむいているが、土曜の阪神では来年のクラシックを占う上でも重要なラジオたんぱ賞が行われる。昨年の1着から3着までが、のちにG1ホースに。しかもそっれぞれは違った形でインパクトの強い印象をのこしたので、今年の出走馬にも期待はかかる。 やはり一番の期待は新馬-重賞と連勝したアドマイヤマックス。同馬主のアドマイヤドンが朝日杯を勝って来年の主役に踊り出ただけに、ここでふたたび存在感をアピールしたい。若駒の長距離戦特有の上がり勝負になる傾向の強いレースだけに、鋭い決め手を持つこの馬に取っては絶好の舞台と言える。 芝コースは先週に引き続きBコースを使用。内が荒れているので外を回って決め手を発揮するというパターンのレースが多かった。今週もこの傾向は続きそう。 ダートコースは前残りの傾向。今週は関東の藤沢厩舎が阪神で攻勢をかけてきそう。しかも鞍上の多くはファロン騎手。この騎手はダートで先行すればこれでもかというくらい残す技術があるので要注意といえる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Presented By SamuraiJAPAN. |