今週のレース見解

《４回東京競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	10/6	10/7	10/13	10/14	10/20	10/21	10/27	10/28
芝	-22	-22 ～ -20	-	-	-	-	-	-
ダ	-27	-27	-	-	-	-	-	-
コ－ス	Ａ１	Ａ１	Ａ２	Ａ２	Ａ２	Ａ２	Ｂ	Ｂ

　東京開催の１週目。芝コースは夏の間にビッシリ生え揃ろっているものの、軽い超高速馬場ではなく、意外に力の要る馬場設定になっており、逃げ馬が簡単には逃げ切れない状態と言えます。ただ馬場が良いために外を回るのは致命的なロスで、内をロス無く回ることが勝ち負けに加わるための条件といえます。脚質の傾向としては瞬発力よりもしぶとく脚を使うことが求められています。

　ダートコースは時計的にはやや速いか、という程度で特に逃げ・先行馬に有利な高速馬場にはなっていません。４コーナーでバラけるために差し馬の台頭も容易になっています。

　２週目となる今週は芝コースはＡ２コースが使用され、今週と同じような傾向が続くものと思われます。ダートコースは器用さがなくて1700～1800ｍでは思うような結果が残せなかった馬が穴を開け、逆に器用さで結果を残してきた馬の苦戦が目立つ傾向で府中での実績あるいは馬の実力本位の予想が求められそうです。