今開催の芝コースは全8日Aコースを使用する。夏開催は馬場改造工事後、1年間の養生期間を経て初めての使用だったことで、きれいに生え揃った絶好のコンディションで競馬が行われたが、連続開催だったことにより後半は蹄跡が目立つようになった様子。開催終了後は芝生の回復の努めたとのことで、大分良好な状態に戻りつつある状況のようだ。なお、芝は野芝を使用しており、開催当日の草丈は約10cmの予定。 夏開催の後半は、そんな様相で外を回る差し馬の台頭が結構目立っていたが、果たしてどこまで回復しているか注目される。また直線の長く広々としたコース、ごまかしが利かない分脚質的に有利不利のないコースになっているのが普通に思うが、夏開催の前半は馬場が良いにしても逃げ、先行馬が圧倒的に残っていた。今週は一応開幕週だけに逃げ、先行馬を優位に考えた方が良いかもしれない。もちろん、IDMなどを活用し力関係の把握はきちんとして置きたい。 ダートコースはコースの路盤点検、砂厚調整を行った。クッション砂の厚さは従来通り約8cm。夏開催が終わった後も、新潟県競馬の方でダートコースは使われていたが、やはり逃げ、先行馬が有利なレースが多かった。夏開催同様、直線が長いとはいえ、届きそうで届かないというケースは多い筈。こちらも逃げ、先行馬を中心に考えた方が良さそうだ。 今年から秋のローカルは1開催のみのサバイバルバトルになる。昨年は福島で滞在ができない、という状況で、サバイバル戦ということで関西馬が連戦輸送ということも多かった。そのため馬体減りが顕著に出たりして人気の関西馬が破れての波乱が多かったが、今年は新潟なので関西馬の輸送はかなり楽だ。西高東低の状況は今年の場合未勝利戦でも強い傾向にある印象で、今年の場合は少し関西馬を優位に考えた方が良いだろう。
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