今週のレース見解

《２回札幌競馬場の使用コースと馬場差》

日目	１	２	３	４	５	６	７	８
日付	9/1	9/2	9/8	9/9	9/15	9/16	9/22	9/23
芝	0	2	-	-	-	-	-	-
ダ	-18	-18	-	-	-	-	-	-
コ－ス	Ａ	Ａ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ	Ｂ

　今週からの札幌競馬、芝コースはＢコース（内柵を３ｍ外へ移動）を使用する。先週は火曜日に天気が崩れ、金曜に少しの雨が降った程度。週末の馬場状態に影響を及ぼすほどではなかったが、折り返しの開催で５週目ということもあり、芝コースは少し時計が掛かり出して来た。

　時計は掛かってはいたが、内を通った馬の活躍はまだ目立っていたし、コース取りの有利不利となると、まだロスなく立ち回れる内の方が良いのかもしれない。そして、今週から３ｍ外へ内柵が移動されるだけに、逃げ、先行有利に拍車が掛かるかもしれない。が、一応脚質面の有利不利よりも、ＩＤＭなどを利用し力関係をキチンと把握することが最も大事ではあるだろう。

　ダートコースは、相変わらず時計の出るコンディション。先週も先行馬が断然有利だった。差し馬が台頭しているケースは、内々でロスなく立ち回る馬ばかりで、基本的には逃げ、先行馬を有利に考えた方が良い馬場になってきた印象。また、ダートの時計が速いということは、ダートコースで追い切りを行っている札幌組の時計も多少速めに出るのは間違いないだろう。追い切りの時計で速いから状態が良い、という判断は誤りと思った方が賢明だ。パドック情報で、当日の状態はきっちり確認して頂きたい。