今週のレース見解

《1回札幌競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 8/4 8/5 8/11 8/12 8/18 8/19 8/25 8/26
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-17 -20 -16 -6 -6 -12 -9
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 今開催の札幌は前2日がAコース、残りの3週はBコース(内柵を3m外へ移動)を使用する。台風の影響で水曜はかなりの降雨量になった札幌。木曜の明け方まで降り続いたが、台風一過で木曜の日中は本当に良い天気に。その後順調に馬場は回復し、週末は良馬場で行うことができた。芝コースも多少の湿りはあったにせよ、時計そのものはまずまず出る馬場。日曜は土曜より多少掛かるものの、特に悪いコンディションではなかった。

 さて、今週まではAコースとなる札幌開催。5週目ともなると内目が荒れつつあることは推測できるが、見た目ほどボコボコ感は少なく、まだ内を通った馬でも好走しているし、ロスが少ない分やはり有利か。回復も早いことで知られる札幌の芝だけに、特に今までと傾向は変わりないだろう。

 ダートコースは、水曜に見た時はかなり水が浮いた状態だったが、その後の好天により土曜は締まった時計の出る良馬場に回復していた。日曜はそれより本当に多少の乾き程度で、やはり速いダートコースだった。先週はこの馬場だけに先行馬が断然有利だったが、今週も天気がぐずついており、同様の傾向になる可能性はある。兎に角週末の天候次第ということになるか。一応、逃げ、先行馬を有利に考えた方が良いと思う。

 今週は土曜日にエルムSが行われ、公営馬が3頭出走を予定している。チェイスチェイスは、新潟所属時に東北サラブレッド大賞典を勝ち、帝王賞でも7着と好走している。南関に移籍しC1からの出発となり、当然のことながらA級までトントン拍子で進んでいったが、重賞で限界が見える内容が続いてしまった。統一G3朱鷺大賞典は里帰りでの一戦で期待も高まったが、ビーマイナカヤマから1秒5離された5着に敗れた。これが現状の実力と言えるだろう。前回道営転入緒戦は強かったが、出来は最低だった。少し反動も心配される。

 ヒットパークは元JRA馬。準OPも勝っている馬だが一昨年にホッカイドウ競馬に移籍。その年の統一G3北海道SCはビーマイナカヤマからコンマ8秒差の3着、昨年は南部杯にチャレンジし11着だったが、その後地元に戻って赤レンガ記念と道営記念を連覇し道営OP馬の中でも上位の存在に。ただ前回今年一番の状態で臨んだレースで、チェイスチェイスに突き放された内容を考えるとここでの好走は望み辛い。

 岩手のトーホウエンペラーは、昨年の桐花賞を勝ち、地元の期待を一身に背負う形になった。今年も赤松杯、シアンモア記念と連勝し、帝王賞でもロスの多い競馬ながら5着と健闘。前回のマーキュリーCは地元での統一G3とあって期待したが、ミラクルオペラにマークされ3着に。地力での見劣りはしないが、今回は輸送が伴うだけに本来の力を発揮できるかどうか。パドック情報に注意して頂きたい。好馬体だ。

《2回札幌競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 9/1 9/2 9/8 9/9 9/15 9/16 9/22 9/23
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