今開催の札幌は全8日間Aコースを使用する。木曜に少し雨は降ったが、先週は道内非常に天気が良かった。週末も久々に暑いくらいの陽気になり、絶好のコンディションで競馬が行われた。力を要する洋芝の割には時計も速く、こうなると前に行った方が割かし有利。開幕週に比べて、先行馬の台頭が目立ったのは時計の速さに要因があったと言えるだろう。 ただ基本的には、札幌コースは小回りの割に脚質、コース取りを問わず実力通りに決まることが多い。力が拮抗したメンバー構成では、多少逃げ、先行馬が有利と言えるが、500万下以上の競馬では差し馬の台頭も目立っている。IDMなどを利用し、力関係の比較をキチッとするのが重要だ。 ダートコースは、相変わらず時計はかなり速い。力があれば差しも届くが、これだけ時計が速いと逃げ、先行馬がそのまま押し切る、という競馬を頭の片隅に入れて置いた方が良い。ただ、力関係の把握をきっちりすることは忘れずに。あと、芝、ダートともにクッションの効く馬場が例年だったが、今年のダートは少々割り引いた方が良い状況になってきたかもしれない。 今週は雨が降ることがない予報。日曜は、セイウンスカイの引退式も行われる。夏競馬最大のイベント、札幌記念はジャングルポケットが登場し、例年以上に盛り上がりも見せるだろう。是非ご期待を! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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