今週のレース見解

《1回新潟競馬場の使用コースと馬場差》

日目
日付 7/14 7/15 7/21 7/22 7/28 7/29 8/4 8/5
-23 -23 - - - - - -
-19

-13
-15

-13
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 新装された新潟競馬場。芝はビッシリ生え揃って根つきも良く、これは相当速くなりそうだの予想どおり他の競馬場では想像もつかないような時計が連発されました。直線659mの外回りコースでは最後の1Fが一杯一杯になるレースがほとんどで、坂が無いとはいえかなり厳しいコースと言えます。切れ味は必要とされず、最後まで渋とく伸びる末脚が必要とされます。直線1000mは馬群というものがほとんど形成されず、各馬真っ直ぐ走ることに専念していました。基本的にはコーナーがない分時計が速く、高いスピードを最後まで持続するスタミナが必要とされます。クラスが下がるほどこれを乗り切るのは容易ではなく、差し馬の台頭もあるというのがこのコースの特徴でしょうか。内回りコースは直線が359mと短く先行馬有利のコースと言えます。

 ダートコースは砂がフカフカした感じで時計も福島などより1秒以上掛かる状況で砂はかなり深い状態です。直線も354mと長く非力なスピードタイプが先行しても逃げ切るのは容易ではありません。展開が厳しくなるようなら差し馬の台頭も十分可能で長い直線をどこまで凌げるかの勝負になります。

 2週目となる今週も芝はかなり育成が良く根つきも良いため荒れることなく先週と同じようなレースが展開されるはずです。展開が落ち着くなら内枠先行馬が有利で直線半ばまで脚を溜め、そこから突き放すような形が勝ちパターンと言えます。速い流れになると差し・追い込み馬の台頭が可能で、ジリ脚でもいいから長く脚を使えるタイプということになるでしょうか。こちらもコースロスの少ない内枠が有利といえます。

 ダートコースはパワータイプが有利でこれまでの実績で時計の掛かる馬場で勝ってきた馬が有利といえます。こちらも好位で競馬ができる馬がもっとも安定感があり、展開を読んだ上で差し馬を考えるという発想でいいでしょう。


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