G1の宝塚競走が終了して、阪神開催もすっかりローカルモード。 芝の使用コースをCからBコースに変更して多頭数の競馬で売り上げ増を狙ったJRAの目論見とは裏腹に3週目は比較的頭数の落着いたレースが多かった。日曜の6レースなどは6頭立てと寂しい限りだった。 時計的には3歳未勝利の芝のマイル戦が1.35.0で決着しているので、スピード優先にはかわりないが、内が荒れ始めているのか、外を通っての追込みが目立つようになっており、特に日曜にはその傾向が強かった。 最終週も芝はBコース使用。メーンは牝馬による重賞、マーメイドS。登録頭数も少なくメンバーもやや小粒。それに加えて、メンバーを見渡すと小倉開催の開幕とともに降級する馬もチラホラ。どれだけの馬がここを勝負と出てくることやら。 ダートコースは先週は追い込みの効く状態となった。メーンの灘Sもミラクルオペラが中団後ろから豪快に差切り、今後ダートグレード競走でも十分にやれそうなところをアピール。土曜の最終競走では長期休養明けのマルブツブライアンがものの違いを見せつけて圧勝。クラスの再編成で小倉開催から500万に出走可能だが、ひょっとするとこの夏最大の上がり馬になる可能性も。 クラス再編成前の今週は、500万で勝ち切れないでいた馬に注意。クラスが上がれば家賃が高いという判断で、2・3着で十分と陣営が判断していた馬でも、勝ってもクラス再編成で再び500万というような馬はメイチの勝負をかけてくる可能性あり。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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