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★本日のメイン

新潟11R
新潟大賞典
◎14.マイネルクリソーラ
○04.デビットバローズ
▲08.ブレイヴロッカー
△01.ヨーホーレイク
△15.レーベンスティール
△12.シーズンリッチ

不振続きのカラテが59.5kg、休養が長引いて本調子ではないヨーホーレイク59kg。レーベンスティールの58kgもだいぶ厳しくないか?と思っているので、実績ある馬が大分高齢・かつ斤量を背負っている方だと考えれば、実力はある程度見せたのに背負わされていないハンデ有利の馬に注目したい所。
また、体型的に新潟外回りに合いそうな馬はいるのですが、それよりも新潟外回りでの好走機会がほぼない騎手ばかり、というのが不安ですね。
馬の本来の資質、トップスピード持久力なり長く良い脚を引き出すどころではない、馬との相性も良くなさそうなタイプの騎手ばかりに見えるので、適性に拘り過ぎなくても良い場面ではないか?とは思っています。

大いに期待しているのは、マイネルクリソーラとデビットバローズ。
マイネルクリソーラは今回転厩初戦になります。中野栄治厩舎でのラスト3カ月の間も仕上がり自体はだいぶ良かったのですが、手塚厩舎に移ったら仕上がり云々ではなくそもそも一段レベルアップするのでは?
重賞を5年に1度勝てるかどうかという厩舎から、年間に重賞複数回どころか4勝5勝、さらに最近は毎年G1勝ちを成し遂げている厩舎に移籍したので、ある程度能力の保証がある馬であれば、ちゃんと勝ち切れる馬に変身している可能性があると思います。
デビットバローズは3勝クラスでスランプに陥りかけましたが、およそ1年かけて復調。
寿Sもまあまあ強い勝ち方でしたし、前走の大阪城Sは勝馬が強すぎ。大抵のOP級の馬はちゃんと凌いでいます。
骨量多めで筋肉量と背丈があり、超がつく大トビで走るタイプで、新潟外回りベター。G1開催日に横山典弘騎手を確保できたのは、最良の選択だったのでは。
ブレイヴロッカーは追い切りの動きがずっと良くて評価しているのですが、相手が楽じゃないと足りないのでしょうか?ここで56kgなら足りても良さそうということで。

京都11R
鞍馬ステークス
◎10.レイベリング
○13.ジャスティンスカイ
▲12.スマートクラージュ
△04.アスコルターレ
△03.マイネルジェロディ
△02.ヤクシマ

スランプ真っただ中の高齢馬だらけですが、4歳馬もいい履歴の馬が少ないです。真っ当に当日人気を集める馬が好走してしまいそうですが…。
レースでちゃんと前向きさを保てていて、末脚確りしていると言えそうなのはレイベリングだけではないか?と思っているのですが。
ジャスティンスカイは相手が相手なので、この距離でも行ききれそう。
スマートクラージュは加齢もあって、だいぶ末脚がなまくらになっています。近走履歴から人気は集めそうですが、相手が弱くても勝ち切るかは怪しいかと。

東京11R
NHKマイルカップ
◎14.アスコリピチェーノ
○18.アルセナール
▲13.シュトラウス
△10.ウォーターリヒト
△16.ジャンタルマンタル
△09.キャプテンシー

土曜日の東京競馬場を見ていると、逃げ馬が複数回激走していて、時計も速め。おそらく馬場状態もかなり絶好と言える部類で、相当時計の速い決着になりそう。
1分33秒台にまで掛かることは多分ないでしょうし、例年の1分32秒台半ば、いやそれよりも多少速い決着ではないかと思います。
NHKマイルCで牝馬は互角と言われるようになり、もう10年以上も経っていますが、時計の速い年こそ牝馬優勢の傾向がありますし、互角以上に戦えそうな雰囲気は十分に感じます。

ジャンタルマンタルよりもアスコリピチェーノ優位ではないかと思っています。
まず阪神JFが1分32秒6、1週後の朝日杯FSが1分33秒8。改めて見直しても、そこまで馬場の差あったか?と思いますし、1秒差というのは当時としては決定的な実力差があったように感じます。
そして阪神JFで連対した2頭が、その後桜花賞でも逆転ワンツーし、改めて当時のレベルが非常に高かったことを再度証明したのに対し、朝日杯FS連対の2頭はその後に実績を更新した様子もなく、共同通信杯2着→皐月賞3着という歩みは、単純能力の高さとしては褒められても時計の速いマイル戦に向けて良い材料を得たわけではありません。
ここ10年区切りで言えば、皐月賞帰りのローテーションはあまり有利ではないです。
そこまで強い馬が毎年NHKマイルCに向かっているわけではないものの、どちらかというと速い時計決着に面食らって、追走負けしていることが多いのでは。
ジャンタルマンタルはフットワークに硬さが結構目立ちますし、走り方がいかにもな早熟タイプで、正直評価しにくいんですよね…。血統的な部分も影響しているとは思いますが。
追い切りの動きからも、伸びやかさを感じ取れるのはアスコリピチェーノの方。レベルの高いマイラーとして、確実に成長している方を評価したいですね。

アルセナールは、前走のクイーンCは明確に不利を受けながらの2着。
直線で目の前にいた馬に2〜3度蛇行されて進路を塞がれ、完全に踏み遅れて坂上でやっと伸びての2着確保でした。後から見直すと、やっぱりクイーンズウォークではなく、アルセナールが勝つべきレースだったのでは…と思ってしまいます。
馬体はかなり良く見せる方ですし、前走で大幅に持ち時計を縮められたのも良し。そして今回は不利を受ける可能性のない大外枠です。大分見直せる状況ではないかと思います。
シュトラウスは朝日杯FSで気性的に破綻したのを、立て直すので精一杯。しかし、直前追い切りはかなり良く見せましたし、ここにきてグンと成長したのでは。
以前から馬体は文句なし、気性難の解決が最重要課題だった馬なので、ファルコンSのような捨てレースをあと1〜2回してからか?と思っていたのですが、今回狙えても良さそうなムードにはなってきたと思います。
ウォーターリヒトは、中山の2戦は追い切りも馬体も仕上がりも良かったはずですが、全くレースをしていません。間隔が詰まっていることも皐月賞から直行する馬のローテーション不利、その根拠となりがちなのですが、こういった負け方の方が評価しやすいかもしれません。マイル前後の距離でこその馬なので。
キャプテンシーはラチを頼るべきタイプなのでしょうか?
ジュニアCで1分32秒5という好時計走破をして見せたのですが、復帰初戦となったNZTでは撃沈。内を空けながら逃げるレースで溜めが効かなかった様子です。
確実に高い性能を持っている馬だとは思うので、改めて見直したい1頭。

ボンドガールは馬体が細すぎ。強敵相手に結構食らいつく内容は見せますが、まとまりが良いというだけでは速い時計の決着について行けません。
ゴンバデカーブースはさすがに整ってないでしょう。直前追い切りも併走馬よりだいぶ内を回ったのに伸び負けるとか…。
ノーブルロジャーもフットワークはちょっと早熟タイプっぽく感じるんですよね。当日馬体を見比べてどのように映るか。








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