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★本日のメイン

福島11R
ラジオ福島賞
◎02.サトノガレオン
○15.カイザーブリッツ
▲12.サニーサフラン
△04.コラリン
△09.メイショウカゼマチ

メインレースに指定されてはいますが、3勝クラスではなく2勝クラス。特段、この条件に特別感はなく、メンバーが煮詰まってきた2勝クラスの一つと考えるべきでしょう。
上がり目を感じられない頭打ちの馬が大半であり、昇級初戦の馬にとってあまり高いボーダーは要求されておらず、勢いが勝る可能性もある場面。
今回は前走1着馬に結構見どころを感じるので、ポンポンと連勝を重ねる可能性が高いのでは、と考えています。

サトノガレオンは前走が結構いい勝ち方でした。負かしたナスノカンザシは次走すぐ勝ち上がっていますし、2走前・3走前に接戦した相手もなかなか悪くない相手だったと思います。
中山のダート1200mではコーナーの出口までの立回りは上手なのに、若干決め手に欠く部分があったので、小回り平坦・福島の1150mはこの馬にとって得意な部類に入るのでは?下手に位置を下げなければ余裕で対応できるのではないかと思います。
カイザーブリッツ、サニーサフランはどちらもダッシュ力が上回る相手でこそ、というタイプなのは間違いないです。しかし今回は、昇級戦なのにあまりテンにガリガリやり合う相手もいなさそうなので、前走と同じパフォーマンスでもアッサリ通用してしまいそうなので。
コラリンは4走前にクロッカスSで好走した時より、馬体重が30kg近く増えています。これでも結構馬体はスッキリしていました。後肢がかなり短い姿勢で回転が速いタイプ、小回りダートは向いていそうな気配を感じます。

阪神11R
アーリントンC
◎07.チャンネルトンネル
○05.シヴァース
▲03.ディスペランツァ
△01.ポッドテオ
△16.タガノデュード

重賞というよりOP?例年と比べてもだいぶ怪しいメンバーのように感じました。
アーリントンCが2月下旬〜3月頭から4月中旬に移動し、皐月賞が行われる週の土曜日となって、皐月賞に向かうマイラーの賞金稼ぎとしては使うことができなくなりましたし、中山NZTよりも後のマイル重賞となったので、前走朝日杯FS組・前走シンザン記念組が確実に減りました。
そのために、前走下級条件1着馬の出走機会はが以前のアーリントンCが2〜3月施行だった時よりも増え、遅れてきた素質馬がアーリントンCで人気を集めることが増えたように感じます。
しかしそれでも、結果としてアーリントンCで優勢なのは、重賞・G1経験馬ばかり。確実にNZTとメンバーを分け合っていているうえに、このメンバーならくみしやすいと思わせるぐらいの実績しかない馬でも、結果的に重賞好走馬の方が上回りがちですから、この時期のマイラーにとって仕上がりが遅れることの不利が、タフな経験を早い時期からしている有利がどれだけ大きいことなのか、を如実に実感させられますね。
特に今年は、追い切りで目を惹く馬が1頭もいないと思わせるぐらいレベルの低いメンバーだと感じるので、なおさら重賞好走経験の有利が結構あるのでは…と思います。
追い切りだけならトップオブザロックとジュンヴァンケットが若干良いかな…と思ったのですが、履歴も若ければ競馬ぶりも荒すぎるので、さすがに難しいかと。

チャンネルトンネルは、このメンバーの中で持ち時計1位(ジュニアC2着時)、前走スプリングSで他の重賞好走馬を複数打ち負かして先着はしています。勝ち負けに関しては距離も合っていなかったと思いますし、そのため乗り方が難しかった部分もあるでしょう。
G1を獲れる器ではないのは福永調教師もちょっと見ればわかると思いますし、そもそも仕上がりはここ2戦もかなり良かったので、勝負を仕掛けるのは次走よりもここ一発目で、でしょう。近走の内容通り走れば、このメンバーなら通用しますしね。
シヴァースはきさらぎ賞で若さを出してだいぶ乗り難しかった場面だと思いますし、内が悪くて大外が伸びまくる状況。掛かり気味に先行したのに良く持たせたと思います。このメンバーでも先行してしまうと余裕で残せてしまう計算が立つので、相手弱化で。
ディスペランツァは2歳戦としては結構相手の強い、レベルの高いルートを歩んできた馬。マイルは前走が初めて。それで1分33秒台の決着に対応し、瞬発力を大いに発揮できたのは加点と考えていいはず。この馬もこの相手なら…ですね。
ポッドテオは実力的にはチャンネルトンネルとどっこいどっこいの性能。決して重賞を経験しているわけではないものの、前走の勝ちっぷりは一応良いと思いますし、今年のメンバーなら通用してもおかしくないのでは。

中山11R
中山グランドジャンプ
◎04.マイネルグロン
○02.エコロデュエル
▲05.ビレッジイーグル
△01.ジューンベロシティ
△08.イロゴトシ


マイネルグロンは調整に失敗したような話は全く聞こえてきませんし、前哨戦もほぼ完ぺきな勝ち方。全く問題ないのでは?今年のメンバーでは一枚も二枚も上手だと思います。
そして当面の相手と目されているニシノデイジーは、直線に障害があるコースだと必ず負けています。好走しているのは年末の中山大障害だけ。もう一つの勝利も直線ダートの東京障害未勝利。かなり高齢化していて腰もだいぶ甘くなっています。この馬こそ相当怪しいのでは、と思っています。
相手筆頭はまだ若いのに中山の4000m級に即対応する力を見せたエコロデュエルでしょう。前走の内容も良く、叩きとしては十分。経験も得て、草野太郎騎手じゃなくなるのも正直プラスではないか、と思っているのですが。






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