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★本日のメイン

阪神11R
ポラリスステークス
◎12.ロードエクレール
○01.アドマイヤルプス
▲09.モズリッキー
△11.シャンブル

サンライズフレイムは2走前のオータムリーフSを勝った時も、頭打ちメンバーだらけでだいぶ弱い相手でしたし、結果レースの走破タイムも平凡。
直後の根岸Sは例年と比べても相当遅いペースでの決着で、根岸Sなのに1分24秒台決着。おまけに上位2頭がフェブラリーSに出走せず。この根岸Sの3着、例年のレベルと比べてどうなの?という疑念があります。
サンライズフレイム自身、重賞で一応通用したのにダート1400mの持ち時計が1分23秒7にとどまっている珍しい戦歴。OPで妥当と言える水準の時計勝負を全く経験していませんし、土曜日の高速ダート、おそらく1分21秒台走破が要求されそうな高速ダートはどうなんでしょうか?
極端に速い上がりが出せるなどの突飛な性能も見せていませんし、適性は全くの未知数なはず。今年の4歳馬は常に疑ってかかった方がいい世代ですし、新たな性能をここで見せられるかどうかは謎。この枠で58kgだと、乗りなれた藤岡康太騎手とは言え積極果敢に前付けするようなタイプに見えません。
時計の速い馬場で確り弾けるタイプがおそらくいないのでは、と思うので、前行く馬が思った以上に消耗せず残ってしまうパターンがあり得そう。

ロードエクレールは特に四肢が長くない、脚の回転の速さで勝負するタイプ。
成績も全く安定しないどころか、OPに上がってからは体調も安定せずしょっちゅう休みがち。ただし、全力でスタートダッシュを仕掛けて直線スタミナ切れ寸前にまで頑張るタイプなので、とにかく条件さえハマればの逃げ馬。今回はチャンスがある場面ではないかと思うので。
アドマイヤルプスも、OPに上がってから蹄に不安が出てスランプに陥りましたが、今回は間隔を空けてしっかり休みました。今回は立ち直っていると思います。馬体が550kg前後もあるずんぐりしたタイプなので、総合的に馬体がまとまっていないとすぐバランスが崩れてしまうので走れません。
体型的には1400mベターだと思うんですが、中団後ろ辺りで揉まれたりすると味が出ないタイプなので、先行馬がそれほど多くない今回は多少チャンスがあるのでは。
モズリッキーはトランセンド産駒ですし、どうみても良馬場嫌い・タフな競馬が苦手。2勝クラス勝利の時点で、サンライズフレイムよりも速い時計で走破していますし、前走ブリンカーを装着しての競馬がバッチリ嵌っていて噛み合った勝ち方をした直後というのもいいはず。

中山11R
ダービー卿チャレンジトロフィー
◎15.レイベリング
○13.クルゼイロドスル
▲01.ダディーズビビッド
△11.ニシノスーベニア
△12.グランデマーレ

中山競馬場は金曜日に降った雨の影響が残り、金曜日発表の時点で馬場は不良。
ただし土曜日は気温も大幅に上昇し、快晴との予報もあるので、結構内側がボロボロの馬場ではあるんですが回復はしそう。
果たして内ラチ沿いが優勢になったりするのか、先週の傾向通り内を避けて大外を回った方が良いのか、経過を見て取捨したいところです。おそらく馬場の外側有利・外を回れる外枠が単純に有利になるのではと見込んでいるのですが。
また、今年のダービー卿CTはどちらかというと斤量を背負って出る馬が結構多いですね。OP・重賞で勝ち負けできた馬が大半、斤量が軽いのは3勝クラスを勝ってから上がってきた馬だけ。近走スランプに陥っている馬でも案外背負っているのは、どれも昔の実績が効いているから。最近不調に見える馬にとっては厳しい場面ですよね。

馬場の内を完全に避けて、ずっと大外をぶん回した方がいい場面と見るなら、斤量が軽く馬自身に勢いがあるレイベリングとクルゼイロドスルに期待。
レイベリングはどう見ても直線の短い小回り向き、右回りが圧倒的に成績優勢。フランける産駒ですし、上がり3F33〜34秒台で切れ味勝負する展開なんて苦手でしょう。渋ってくれるのはかなり好材料。
出来の良しあしがレース毎に変動しまくるタイプなので当日きちんと見定める必要がありますが、前走戎橋Sではトモの張りがかなり良い状態だったと感じました。
クルゼイロドスルは8枠を引いた時に3勝を挙げているスピードごり押し先行タイプ、前走で速い時計にもきちんと対応しています。結構テン争いはキツくなりそうなムードがありますし、テンに急ぐような競馬をしなくても対応できる自在性は強みです。56kgなら評価していい1頭でしょう。
ダディーズビビッドはずっと短距離を使われていますが、バッチリ対応できているように見えません。竹之下騎手が全然上手く乗れていない影響もあるかもしれませんが、流れにバッチリ嵌れたという場面がほとんどないと思います。追い切りはしっかり動いているのですが…。
叩き2〜3戦目の好走がかなり多い方ですし、この距離でスンナリ先行して覚醒する場面があるかもしれません。内が伸びるならこの馬を評価したいのですが。

ディオは上昇一途にある、とは言えるのですが、前走は外枠有利の馬場状況に目一杯乗っかれたように見えるので、斤量は重たいと思いますし条件が有利には見えません。
アスクコンナモンダは馬体が結構知れているので、毎度後手を踏むうえにOPでも勝ちきれないキャラなのにこの人気では…。中山でハマるタイプにも全然思えず…。
パラレルヴィジョンはメンバー運に恵まれすぎ。3走前も超低レベルでしたが、前走のニューイヤーSも勝馬ほぼいないと思えるパドックでした。前走の走破タイムは偉いには偉いんですが、今回は大幅な相手強化+馬場状態一変であるように思います。追い切りも別に動いてなくて…。
セッションもあんまり強い馬ではないので57kgが厳しそう。前走は条件が有利だった方だと思います。馬体を並べての接戦は弱そう。








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