ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン
小倉11R
別府特別
◎08．ボーンイングランデ
○11．シランケド
▲03．スカーズ

小倉は開催２週目の時点で雨に祟られ一気に悪化していましたが、土曜日も雨が降るそうで、メイン付近ではもうかなりズブズブの馬場状態になりそう。
おそらく向正面からどんどん大外に向かう展開になるはずです。
通るルートを選べるとは言え、先行馬が有利なようには思えません。かなり時計が掛かる決着なのをプラスにできて、惰性に乗って走れる大トビの有利が大きいのではと思います。

ボーンイングランデは馬体重の割に結構骨量の多い筋肉質タイプで、腰つきなどしっかりしているんですが、スピード勝負だと俊敏さが足りない現状。
前走はいい出来で出てきたのに、直線入口で馬群の後方内のポジションでしたし、通った進路も悪くずっと塞がれて狭いまま。大分脚を余しました。
頭数が少なく確実にバラける状況ですし、渋ってスタミナ勝負になる環境の方がプラスになるタイプでしょう。
シランケドもかなり胴長に見える体型で、エンジンの掛かりが遅い巨漢牝馬。距離を延ばした方が正解だと言えます。

京都11R
アルデバランステークス
◎12．オーサムリザルト
○09．ゼットリアン
▲11．タイセイドレフォン
△10．ハピ

ハピはOPで詰めの甘さを何とか改善できる条件、あるいは相手関係を求めてさまよっている最中。シリウスSで２着したことがあるとはいえ、1900ｍ条件そのものが大きなプラスになるということはないと思いますし、陣営も解決に至る正解を見いだせていないのが本当の所では。
一番期待があるのは、充実ぶりが目立つオーサムリザルト。大分筋肉の鎧でガッチリ固めた馬体だったはず。これでいて硬くならず、身のこなしがちゃんとしっかりしていますし、OP昇級までノンストップで圧勝続きだったのも当然の素質馬だったかと。
重賞に直行しても良かったのでは、と思う所ですが、おそらく仕上げの関係なのでしょう。今回のメンバーぐらいは楽に突破してほしいところです。

1900mで挽回の期待があるのは、ゼットリアンとタイセイドレフォン。どちらもちょっと馬体が薄めで手足が長いタイプ。
ゼットリアンはタフな中山は全く向いていません。直線に坂がない方がいいのでは？と思わせる腰つきの緩みもありました。２走前いい勝ち方をした条件で改めて。
タイセイドレフォンはここまで長めの距離にあまり挑戦させていないのですが、４走前平安Sは相手が強力すぎでしたし、ゆったりしたペースになって溜めて切れる脚がある方だと思います。

テーオーリカードは前走程度の内容だとちょっと物足りないのですが…。今回は別定戦で２kg増。

東京11R
ジャパンカップ2023年ロンジンワールドベストレース受賞記念
◎05．シュトルーヴェ
○09．キングズレイン
△08．エンドウノハナ
△07．ダノンレガーロ
△06．エクセレントタイム

あまりにレース名が長すぎるので、強引に縮めたとて意味が通じにくい呼ばれ方をしそうですね。新聞各社とも色が出そうですが…。
ダノンギャラクシーは青葉賞を取り消しとなり、結果的に３連勝で臨む形ですが、１勝クラスも前走の本栖湖特別も、少頭数で結構特殊な流れになったものですし、信じていい上がり最速なのかと悩むところです。馬体も前走の段階でそこまで良かったか？ハンデ57kgで本当にいいのか？とは思いますね。

シュトルーヴェはこのクラスに上がっても実力上位であることを示している馬ですが、前走の日本海Sはスタートで出遅れて４コーナーでも捌き損ね、直線もモタれてフラフラ。実力がなければ失速大敗でもしかたない４コーナー直線の反応でしたが、最後バラけてから堪えて伸びました。単純な騎乗ミスだったように感じます。勝馬はその後菊花賞勝ち。
ちゃんと実力はある馬ですし、東京コースも歓迎。今回は巻き返せる条件だと思います。
キングズレインはセントライト記念での競馬内容が不満ですが、体型が東京コースにバッチリ合う馬。ここは見直したいところ。

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