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★本日のメイン

小倉11R
豊前ステークス
◎01.タガノエスコート
○08.メイショウジブリ
▲04.グラストンベリー
△02.ローズスター
△12.ロコポルティ

土曜日の時点から、小倉競馬場は弱めとは言え結構雨が降り続いていますし、日曜日も開催中に晴れてくれそうな様子はないと。不良馬場にまで至る可能性はないかもしれませんが、高速ダートは維持されるはず。
土曜日小倉メインの2勝クラスで、1分42秒台が記録されましたし、馬場はさらに水が浸みていくうえに同条件でクラスも上がります。
今回のメンバーは一握りの馬以外は高速ダートでの実績が少ないタイプばかり。みなダート1700m複数回出走していながら、1分43秒台走破がやっとの馬だらけ。
未知なる水準で速い馬場に対応できる資質があるかどうかでしょうし、もっと言えば、どうせ対応力の低い馬同士なのであれば、内ラチ沿いをロスなく回れる有利がかなり大きいのではないか?と思います。

今週、かなり追い切りの動きが良かったタガノエスコートに期待したいとことです。
不良に近い高速ダートで1番枠を引いたことも大きいと思いますし、この馬は体型や繋の質から1700mの方が良いタイプだと思っているので。
トップパフォーマンスを出した時の性能も結構高い方ですし、ハンデは重くても上等。
メイショウジブリは出走メンバー中、ダート1700mで一番速い持ち時計がある馬。
前走は転厩初戦+長期休養明け初戦で、中身が伴っていなかったとしても仕方なし。脚抜き良いダートは歓迎、体格が良く小倉得意な方。チャンスがあれば逃げて良し。
グラストンベリーはそこまで能力の高い馬とは思っていませんがいい状態をキープ。内枠で52kg、おそらく単騎で逃げられそう。水が浮くダートになってくれれば、能力差抜きでいい条件になると思うので。
内枠のローズスターも、脚質は後ろからではあるものの重馬場実績豊富な馬。

外目の枠を引いた、ダート1800m性能が高い人気馬は、今回は条件が噛み合わないだろうということで下げています。

京都11R
東海テレビ杯東海ステークス
◎03.ヴィクティファルス
○13.ブライアンセンス
▲10.オメガギネス
△06.ペプチドナイル
△01.ミッキーヌチバナ
△05.スマッシングハーツ

京都競馬場は土曜日のうちに雨が上がったわけではありません。日曜日になって雨が止みはしても、日照はなさそうだと。おそらくは時計の速い馬場をずっと維持しているはず。
京都ダート1800mで、走破タイム1分49秒台に突入する流れになれば、馬群の外を回る不利、4コーナーで外に持ち出した際のロスが露骨に大きくなります。
今回は展開待ちの馬が外枠に入ったパターンが最悪、地力の高い馬が内枠を引いて自ら仕掛けて動ける形が有利と考えます。

ヴィクティファルスは前走の初ダート時も追い切りの動きが目を惹いたのですが、今回も抜群に動いていますね。ダートの適性は本当に高いと見ていいでしょう。
前走スタートで躓いて後手を踏んだことが、今回にも尾を引かないか心配ですが…。芝のマイル前後で追走楽だったので、追走性能がここで劣ることはないはず。勝負になる馬だと確信しているのですが。
ブライアンセンスはオメガギネスより単純に強いのでは?と思っています。
ただ今回は、不利な条件が多いのは事実。単純な能力を評価しているのでこの印。走ってほしいと思っているのですが…。
オメガギネスは、よくよく考えるとレパードSで競り負けたライオットガールも、前走のGCCで負かした相手も重賞クラス目線で見るとだいぶ弱い方。たまたま運良くいい番組を選んできた可能性もあるんです。
直前の追い切りを見ると妙に右回り苦手っぽい走りをしていたように感じますし、4歳馬の古馬重賞初合流かつ断然人気なので嫌な予感がするのも事実。前走見せたスピード性能をその通りここでも、と信頼していいものか…。
ペプチドナイルは内枠+単騎逃げ候補。前走の強さをある程度認めてもいいですし、今回は条件有利の部分も評価していいはずです。
その他、内枠を引いた追い込み馬は流れ次第でハマってもいいと考えますが、外枠の差し馬・穴馬はほぼノーチャンスではないかと考えています。
ウィリアムバローズは時計速すぎる馬場苦手ではないかと思いますが。

中山11R
アメリカジョッキークラブカップ
◎12.ボッケリーニ
○01.マイネルウィルトス
▲02.クロミナンス
△10.ラーグルフ
△11.チャックネイト
△09.カラテ

土曜日の中山はとにかく人気馬同士の決着がやたらと多い日でしたが、このAJCCも前日に能力が断然高いと評価されがちな人気馬をほとんど嫌えず、弱点を見つけ出してもレースではスタミナで踏ん張れてしまう条件という印象です。
ただでさえ中山外回り2200mという条件が、大トビで延々トップスピードを維持できる走りの馬にとって有利で、機敏さや一瞬の加速性能を要求されにくい条件でもあるのに、この直前の大雨ですよ。瞬発力を発揮したい馬にとってはもう完全に台無し。
ゴツゴツした巨漢腹ボテタイプを素直に信じましょう。

道悪巧者でG2大将のボッケリーニとマイネルウィルトスですが、ここまで条件が良すぎるなら素直に評価すべきでしょうね。
1角崩しができそうな資質のある馬が、クロミナンスだと思っているのですが。
チャックネイトもラーグルフも、追い切りは全然良く見えませんでした。チャックネイトも良く良く考えれば、アルゼンチン共和国杯で不利があったにしても、明らかにマイネルウィルトスの方が強い内容でしたし、中山の重馬場で良さが出せそうなのはマイネルウィルトスの方でしょうし。







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