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中京11R 中日新聞杯 ◎スパイダーゴールド 今年の9月以降に行われた芝2000m以上の重賞は16レースあり、在厩調整の馬が勝ったのは4レースだった。勝ち馬4頭のうち、ノーザンF系の在厩調整馬は京都2歳Sを勝ったシンエンペラー(中2週)だけ。放牧明けの馬が勝った12レースの勝ち馬11頭はノーザンF系育成馬だった。 つまり、芝中距離重賞をノーザンF系が勝つならほとんどが放牧明け、ノーザンF系以外が勝つなら在厩調整という傾向が見て取れる。中日新聞杯は芝2000m重賞で、出走する14頭が放牧明け。傾向からもノーザンF系の放牧明けの馬を重視するべきだろう。また、同じノーザンF系でも、先の集計で8勝を挙げているノーザンF天栄帰りの馬が買いやすい。 推奨馬はスパイダーゴールド。ノーザンF天栄帰りの馬は中京以西の芝重賞で21年は勝率3・8%で2勝、22年は勝率2・4%で1勝だけだった。それが今年は勝率12・5%で5勝。以前とは違って関西遠征時に印を軽くする必要はない。スパイダーゴールドは外枠と初めての関西遠征が気になるものの、今の天栄の勢いなら。



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