ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

中京11R
浜松ステークス
◎06．バルサムノート
○02．サトノペルセウス
▲08．フォラブリューテ
△10．スコールユニバンス
△07．フォラブリューテ
△12．トーホウディアス

中京の芝はかなり良すぎるのでは？と思っています。時計がだいぶ速いというより、前が止まらないのでは？相当芝が密に生え揃っていて、完全に回復しているように見えます。
今回は頭数も少なく、積極的にテンに行くタイプもいません。たまたまポンと出た馬があっさり前で残ってもおかしくないぐらい、自在性のない馬ばかりだと思いますね。逃げ候補にはとにかく注意したい所。

大外枠を引いたトーホウディアスは、もうこれまで中京芝で10戦以上こなしているのに一度も中京だとハマらないタイプ。コーナーワークでいつもモタつく印象ですし、単純にコーナーカーブでの加速が噛み合わないのではないかと思っています。そのうえで展開も向かなさそう。
これならテンに行くかもしれないバルサムノートの方が優位に立てるのではないかと思います。シュヴェルトライテも好走しているのは先行している時ですし、今回は意図して前に行きそうな気配もあります。
サトノペルセウスは中京が合っていそうなタイプですし、前走は大敗のように見えますがラスト0.6秒差。馬体もかなり仕上がっていたように見えますし、３走前の分だけ走れれば勝ち負け。

阪神11R
チャレンジC
◎04．ボッケリーニ
○10．フリームファクシ
▲06．ガイアフォース
△09．フェーングロッテン
△02．イズジョーノキセキ
△13．テーオーシリウス

G2～G3水準では全く大崩れしたことがないボッケリーニを素直に信頼します。
追い切りもきちんと動いていますし、鳴尾記念のような開幕週の絶好馬場で捲り差しができたように、スピード性能・時計の速い馬場で軽く動ける強みがあるタイプ。モレイラ騎手も阪神苦手っぽいデータは出ていませんし。
フリームファクシは寒い時期がいいタイプなんでしょうか？皐月賞、ダービー出走時は緊張感に乏しいフットワークでだいぶ馬体も甘めでしたが、追い切りの動きが今回は段違いに良くなっています。ダービーの頃が抜群に良くて、今回走りが乱れまくっているべラジオオペラに比べて断然こちらが良いですね。
ダービーもまあまあ特殊なレースで、フリームファクシのように10着でも着差は0.5秒だけ。こんなもの瞬発力の差というより位置取りの分だけに近いものがあります。本来2000ｍ向きですし、今回は期待できるはず。
ガイアフォースは相手弱化で確実に大崩れはしないと思いますが、以前から指摘しているようにフットワークの質がだいぶ悪いタイプで、競り合いに相当弱い部分があります。４着にはならないと思いますが、本命にしづらい方。
その他では復調気配を感じるフェーングロッテンとイズジョーノキセキ、前走は条件が悪すぎたテーオーシリウス辺りには注目。
決着時計が２分は間違いなく切る水準だということに注意したい所。

中山11R
ステイヤーズステークス
◎01．キングズレイン
△05．マイネルウィルトス
△16．アケルナルスター
△12．セファーラジエル
△02．ワープスピード

ここ１～２年の間に、長距離路線の番組（３歳世代限定の菊花賞を除く）を勝っているのはほぼ４歳馬ばかり。
長いコースそのものを勝つ適性のある馬は本当に少ないので、高齢馬が居座りがちで重賞に同じ顔触れが何度も出てくるのが長距離路線の常なのですが、最近は高齢馬が若駒を駆逐しているムードになっています。
また、今回はだいぶ顔ぶれが入れ替わっているように感じます。昨年このレースを制したシルヴァーソニックも今年は出走していませんし、中距離路線を中心に使っていた若い馬が半数ぐらいを占めています。７歳馬も結構多いのですが、この条件に初めて出走して今更上がり目を見せそうな馬もいないのでは？
今年はまだ馬体が若く、目立って背が高くて、新味を見せられそうな馬を評価したいところです。

キングズレインはこれまでのレースを見比べても、無駄にストロークの大きい超大トビ。やたらと格上挑戦をしたがって、馬体も見劣りしないので重賞で結構人気を集めますが、毎回後方から馬群を捌くのに手間取り差し損ね、というレースが続いています。
絶対にバテないレースを続けているタイプで、追い切りも抜群に動く方。条件自体は結構向いていると思います。
マイネルウィルトスは結構骨量とパワーがある大トビなので、東京2500ｍがかなり向いているのはわかるのですが、無駄がなくて非力なタイプがさらに上回る3000ｍ級になると、もう一押しできるとは言い難いのでは。
かなり後肢が長いワープスピード、パーツが単純に長く不器用すぎるセファーラジエル、脚が短い方で脚の回転の速さは目を惹くタイプのアケルナルスター辺りは、チャンスがあるのではないかと思っています。
テーオーロイヤルは最近の追い切りを見ていると復調しているように全く感じません。
ダンディズムは腹構えボテっとしていてパワーがあるタイプ、バテ合いと表現できるとしても3000ｍクラスは向いてなさそう。
シルブロンは単純に最近の出来が悪そうに見えるのですが…。

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