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京都11R マイルCS ◎セリフォス △ソウルラッシュ、ジャスティンカフェ、ダノンザキッド、エルトンバローズ、シュネルマイスター、レッドモンレーヴ、ナミュール 今秋の中央G1では全てノーザンF系の牧場から帰厩して初戦の馬が優勝。前哨戦を使って在厩で調整が進められた馬は勝ち切れていない。また、川田騎手(2勝)とルメール騎手(3勝)が勝利を分け合っているように、放牧効果に加えて騎手の技術も重視する必要がある。 ◎セリフォスは昨秋から国内では崩れておらず、IDMも高い値で安定。これまでは脚をためれば弾けるタイプだったが、安田記念では前半から脚を使う流れでも結果を出した。あまり器用な印象は受けないので真ん中よりも外の枠に入ったのはいい。 中内田厩舎×チャンピオンHは23年の芝で総数45件で勝率31.1%、3着内率55.6%。これを川田騎手騎乗時に限定すると(9.1.1.5)で勝率56.3%、3着内率68.8%となる。これだけの放牧効果がある組み合わせならノーザンF系にも劣らない。夏負けで富士Sを回避しているものの入厩後の調整は至極順調。追い切り映像を見る限りでは万全の状態に思える。 相手は人気どころと、Cコースでのイン強襲を想定して3枠のジャスティンカフェとダノンザキッドなど7頭に広めに流した。ジャスティンカフェは昨年が惜しい競馬で、ダービー卿CTの内容からも右回りでも大丈夫。ダノンザキッドは「G1で強い馬」の典型。この点ではナミュールより上。



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