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京都11R ファンタジーS ◎ヒヒーン 関西圏の短距離重賞なのでチャンピオンヒルズ育成馬を重視したかったが、カルチャーデイでは少し厳しい。そうなればノーザンF天栄を、と思ったがこれもピンとこず。次点のノーザンFしがらきから本命を選んだ。 今年のファンタジーSは混戦模様で出走馬に大きな実力差はなさそう。騎手、厩舎、育成といった人的要因が結果を左右すると考えられる。注目は吉田隼騎手×須貝厩舎×NFしがらきのヒヒーン。ソダシやステラヴェローチェ(皐月賞3着時など)と同じ組み合わせで、2歳戦では特に評価を上げられる。 というのも、20年以降の2歳芝重賞48レースにおいて須貝厩舎は6勝を記録。2歳戦に強い中内田厩舎が4勝で2位、東の名門・国枝厩舎が3勝で3位なので、いかに須貝厩舎が多くの勝ち馬を出しているかが分かる。ちなみに、集計期間を10年延ばして10年以降としても須貝厩舎は1位タイの勝利数(12勝)だった。 ヒヒーンは大きく伸びやかなフットワークで走る馬。新潟2歳S時は前走左回り組が強いレース傾向もあって経験の浅さを露呈した。今回は再度の右回り。外回りなら1400mでもゆったりと運べるはずで、持ち前のトビの大きさからいい脚を長く使えると予想する。



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