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★本日のメイン

阪神11R
シリウスステークス
◎07.アイコンテーラー
○05.フルヴォート
▲04.ヘラルドバローズ
△09.カフジオクタゴン
△14.ハギノアレグリアス
△10.トウセツ

ハギノアレグリアスはだいぶフットワークが悪い方で、体力は高くても詰めの甘さが顕著。これまで58kg台の斤量を背負ったことがなくて、58.5kgももちろん初めてということで、安易に飛びつけないタイプだと思っています。
アイコンテーラーは右回りが苦手で、シリウスSに出走そのものが少ない牝馬ではあるんですが、前走半端な馬体で出ていたBSN賞での勝ちっぷりが素晴らしく、このレベルでもすぐ通用するのでは?と感じました。
どちらかというとトモ甘目で牝馬らしい細身の体型ですが、ドゥラメンテ譲りの手先の強さと飛節の確かさで、いろいろ解決しているのだと思います。パーツが薄くてもダートのトップクラス相手に追走スピードが足りるようなら、別に総合的に筋力がなくても問題ありませんからね。
ここを勝ってすぐG1戦線に飛び込んでもいい素材かも知れません。そのためには、右回り苦手だのなんだの言ってられない、ということでしょうね。
フルヴォートは逆に、背中がやや長めで骨量が多く、ゴツいタイプだったので、1400mで何とかしようというレース選択が間違っていただけだと思います。
2走前の甲州街道Sのメンバーが相当強力で、掲示板上位馬がことごとく次走勝ち負けしている上に、勝ったワールドタキオンは次走即重賞で通用。フルヴォートの履歴からダート1400mを消去すれば、実は中距離で全く大崩れしていなかったわけです。
追い切りもだいぶ良く動いていましたし、西村真幸厩舎のダート戦成績も明確に中距離以上の方が優秀な傾向があります。短い距離でスピードを慣らし、長めの距離で脚を溜めて弾けさせる訓練が、ここで実るかもしれません。
ヘラルドバローズは新潟コースがまるで合っていなかっただけと思いますし、性能は結構高いものがあって、長い距離の方が得意なタイプ。
今回は条件が良いはずで、少し行きたがる気性もありますし、内枠を引いて逃げの手に出れば。

キリンジは単純に弱そう。今年のJDDは地方馬にやられたわけですが、出走している馬のレベルも大したことなかったんでしょう。JDD上位好走馬が古馬と混じって、全然頑張れていない現状はどんなものかと。
3歳世代が弱いことはずっと唱えていましたが、ミトノオーが3着競り負けなどではなくあんなに完敗するほど弱いとはちょっと驚きですね。

中山11R
秋風ステークス
◎03.ルージュエクレール
○02.ニシノスーベニア
▲01.ドゥラモンド
△04.アドマイヤハレー

中山の芝は仮柵がCコースに移動しても案外外差しが効きました。
芝は蹄跡が結構増えてきていて、荒れてるように見える部分が徐々に広がってきていますが、時計のレベルは落ちていません。
スプリントG1開催週に向けて芝丈の調整をすれば、例年の傾向であればまた内が有利になって時計のレベルが上がる、という感じになるのでは。

逃げ馬不在で隊列もどうなるのか読めない組み合わせになりましたが、地力の高い馬を素直に評価した方がいいのでは、と思います。
ルージュエクレールは本来足を溜めて良さを出すタイプなのに、佐渡Sはレコードに近い決着のペースを前でどんどん追いかけ、ラストに脚をなくしてしまったという内容。直線の短いコースの方がいいと思いますし、馬体は確かに良い方なので自分のリズムで運べば。
ニシノスーベニアは前走不利。多少ズブさはあるので騎手の問題が出てくるとは思いますが、体力だけはあります。中山マイル歓迎。
ドゥラモンド、アドマイヤハレーは新潟がかなり苦手、スピード的にちょっと劣る方。直線坂があってタフな展開になった方が持ち味は出るはずです。







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