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★本日のメイン

阪神11R
産経賞セントウルステークス
◎08.アグリ
○02.ヴァトレニ
▲06.ビッグシーザー
△12.ブトンドール

日曜日の阪神競馬場は怪しい雨マークが点灯しているものの、どうやらメインレース時点で影響するような降り方はしなさそうです。強く降るのは夕方からで、このメインレース、セントウルSは良馬場開催が濃厚。
単純に強い馬、前に行って馬場の良いラチ沿いをロスなく通る馬が有利そう。

ただし今回は、メンバーも一息ならば展開も逃げ馬不在で、だいぶ前の組が楽。
アグリもいい隊列で揉まれず運べそうな画が見えますが、内枠を引いたヴァトレニは、単騎楽逃げが実りそう。この夏は馬体も立ち直ってきた様子がありますし、今回は狙い目でしょう。
アグリは芝1200mを3戦して全て負けているのが結構気がかりですが、今回はだいぶ相手が落ちるはず。馬場考えれば素直に評価すべき。
ビッグシーザーは3歳馬なりの馬体の成長があれば即足ります。

中山11R
京成杯オータムハンデ
◎04.メイショウシンタケ
○08.アスクコンナモンダ
▲06.シャイニーロック
△09.ラインベック
△05.インダストリア

京成杯AHは、過去遡って見比べても、1年の間でおそらく一番か二番目に時計の速い決着となりがちなレース。
野芝のみの開催で馬場状態が絶好ですし、そのうえでサマーマイルシリーズ最終戦であるがための荒れる展開もあり、息を入れられるペースにはほとんどならないためもあります。

土曜日は不良馬場からスタートした中山開催ですが、結構早いタイミングで日が照り始め、日照も強く急に気温が上がり、結局普段の開幕週並みの走破時計を記録するぐらいには回復していました。日曜日は日差しも強く気温も土曜日以上に上昇するとのこと。
おそらく良馬場でしょうし、今年も1分31秒台が見えるレース展開を考慮したい所。まかり間違って少頭数がゆえの超スローだったとしても、強烈に速い上がりは必須。

実はソウルラッシュやインダストリアは、案外時計の速い決着が苦手。ソウルラッシュは4連勝していた時が馬体のピークで、1分33秒台の決着が一番走れるゾーン。
夏場は良くなさそうな雰囲気もありますし、野芝の実も得意ではなさそう。
インダストリアもどこかで息を入れて追走したいタイプで、相手の格が上がって中盤厳しいペースになると、意外と脚を使えていません。他馬より余分に背負う場面では、不安の方が先立ちます。

となると、ここはサマーマイルシリーズ制覇のために勝負仕上げをしてくる馬に期待。
メイショウシンタケは改めて3走前の米子S勝ちが優秀。バネの利いたフットワークでありながらひ弱さがある方なので、タフな展開の我慢比べよりもスピード持久力勝負のほうがいいはず。
スタートで半端に遅れてしまうあたりが課題ですが、今回はメンバーも甘目で、背負っている実績馬は速い時計が苦手。勝負できる場面であるように感じます。
アスクコンナモンダは単純にそこをまだ見せていない馬で、2走前の1分32秒4が持ち時計ですが、これは2勝クラスの11頭立て。もう少しスピードを問われる競馬になっても、対応できるタイプに思えます。
あとは、調子悪そうなグラニットさえ制していけば、単騎逃げを打てそうなシャイニーロックも注目したい所。
ラインベックも、この夏は自身の持ち時計を大幅に更新しつつ2度好走。夏場にはかなり動ける馬のように思えますし、今回のメンバーは展開・隊列的にも有利かと。







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