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新潟11R 新潟記念
◎Bノッキングポイント
○@サリエラ
△Hユーキャンスマイル
△Mマイネルウィルトス
△Lプラダリア
△Fフラーズダルム
△Iファユエン
△Jバラジ
新潟記念というレース質的に、あるいは今年のメンバー構成的に直線の決め手勝負が濃厚なので、生半可な末脚では勝つことができないだろう。
さて、”決め手”という項目で今年の出走馬をみていくと、4歳牝馬サリエラと3歳牡馬ノッキングポイントが頭1つ抜けているのではないか?とみている。問題はどちらを取るかだ。結論から述べると後者(ノッキングポイント)を中心視したいと思う。
2頭の能力差はさほどないと思う。これまで戦ってきた馬をみるにサリエラの方が若干上かもしれないが、目下成長期であるノッキングポイントはダービー時よりも力をつけてきている可能性が高い。さらにノッキングポイントはサリエラよりも1.5s軽い斤量で出走できる。たかが1.5s、されど1.5s。末脚を披露するにあたって、大きな差であると個人的には思っている。
さて、上記2頭以外は、正直どの馬が突っ込んでくるかは分からない。”地力”であればユーキャンスマイル、マイネルウィルトス、プラダリアが上位だが、ユーキャンスマイルは8歳になってやや末脚に劣りが出始めているので、果たして間に合うかどうかが疑問。マイネルウィルトスとプラダリアは上がり勝負向きではない(スタミナ性能が高いので誤魔化せるかもしれないが)。したがって△評価が妥当か。
話を”決め手”という項目に戻すと、牝馬2騎フラーズダルムとファユエンが”それなりに優れたもの”を持っている。両者とも地力という面では他よりも劣るので信頼度は低い。ただ、”末脚が嵌ることを狙う”。という視点で考えると、無視できない存在だろう。
最後はバラジ。被される形が苦手という懸念点があるが、楽に運んで先抜けの形を取れれば面白い。荒れ馬場もこなせて、そこそこ速い上がりも使えるので、チャンスはゼロではないと思う。
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