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★本日のメイン

札幌11R
札幌2歳ステークス
◎07.ギャンブルルーム
○10.ロジルーラー
▲09.ガイアメンテ
△08.パワーホール

札幌競馬場は先週日曜日に雷雨があり、開催が危ぶまれる時間帯もあったほど。近い地域で落雷による停電もあったそうです。
その後、雨は何とか止みましたが馬場の悪化は顕著、ほとんどの騎手が向こう正面から4コーナーまで、最内から悪い所を3〜5頭分避けて通る判断をしていました。
今週は金曜日にパラッと降った程度かと思ったんですが、それでも雨量があったのか水捌けが効かず、土曜日にも尾を引いて芝は稍重発表となっています。日照もあまり良くなさそうですし、ちゃんと回復する気はしません。
何より、今回はまだ体が仕上がり切ってない・出来きってない2歳9月の若駒同士。古馬2勝クラスの馬よりも、悪い馬場で我慢できるような馬・悪いルートを突っ切って強さを見せる馬はいないと思います。単純な枠の内と外とで、大きな有利不利があるのではないかと思いますね。まっすぐ1コーナーに突っ込める外枠の方が、ポジション有利は大きいはず。

追い切りもまともに動いていて、単純に馬の質も良い外枠4頭が良いと思いますが、ちょっと人気も一息のロジルーラーにも高い評価をつけたいと思います。
まず真っ当にレース内容と馬体を評価してギャンブルルーム。前走は荒れた内を突っ切って圧勝。その馬場への対応力というよりは、メリハリの利いたレース展開への折合の良さ、そして加速性能の高さの方をより評価しています。
ロジルーラーは胴も脚も結構長めの500kg超え大型馬。もちろんのそのそしたフットワークをする大トビ。本来なら前走の走破タイム遅さ、瞬発力不足辺りを見て評価を落とすのですが、前走の福島戦の内容が今回の札幌芝と状況は似ているんですよね。我慢比べの競馬になって適性があるだろう、いい枠を引けたことをプラスに見ます。
ガイアメンテ、パワーホールは単純な展開押し切り候補。ガイアメンテは我慢比べの新馬戦を勝ち、パワーホールはスローペースで二枚腰を発揮した内容で勝ちました。どちらが良さを見せるか、でしょうね。

小倉11R
テレQ杯
◎02.プレスレスリー
○04.メイショウエニシア
▲01.セリシア
△12.トーホウディアス
△10.メイショウソラフネ
△06.アネゴハダ

小倉競馬場は木曜日から金曜日にかけて、少し降ったそうですね。
そして今週末はあまり残暑とも言えない水準で、天気もスカッと晴れはしないそうですが、しかしそれでも30℃近くにまでなれば、メインレースの頃には回復するのでは?
この夏の小倉は雨に見舞われた開催が少なく、ちょっと内側に傷みがあるかな、ぐらいの荒れ具合で済みました。馬群が内を避けて全馬が大外を通るという現象もありませんし、ある程度時計もまとまるはず。1分8秒台を少し切るかな、ぐらいの決着時計だと思います。

メイソウソラフネは直前の追い切り映像がイマイチで、急に不安が出てきました。前走のメンバーも大スランプ中の馬ばかりでしたし、相手が弱すぎ。競り合った相手がイマイチすぎましたし、1分7秒台走破の価値もあまりない馬場だったのかも。
これなら佐世保S最先着のプレスレスリーがいいのでは。ある程度立ち直れた内容と見ていいでしょう。メイショウソラフネを除けばほとんど佐世保Sの再戦メンバーになるので、人気を受ける立場になるのも当然でしょうか。
過剰に速すぎない馬場、夏場に連続好走も効くタイプ。上位確実と見ていいはずです。
蒸し暑い北海道を避けてこちらに回ってきたメイショウエニシアは、単騎逃げも見込めそうなメンバー。前走が厳しすぎた展開でしたが、2kg軽く頭数少な目で楽逃げ出来れば。
セリシアは時計が速いとキツイタイプですが、ある程度開催後半で間に合う状況なら。インベタをうまく立ち回ってほしい所。
トーホウディアスはもうちょっと走れる馬体だと思ったのですが。時計が掛かっての外枠ならある程度は。

新潟11R
古町ステークス
◎13.バハルダール
○06.アナンシエーション
▲10.ホウオウバリスタ
△11.ワセダハート
△05.ホウオウルーレット

バハルダールは新潟ダートが向いているタイプに見えます。夏場でも順調さキープ。
前走は最悪の1番枠で、ポジションを全く取れませんでした。4コーナー13番手からよくぞあそこまで伸びた、というところでしょう。先頭を見てある程度射程圏で立ち回れれば勝ち負けのはず。
アナンシエーションはスタートが課題でしたが、ここ2走がいいですね。実際に去勢が大きく効果が出たということでしょうか?
ある程度高い位置で立ち回れることを期待できるアナンシエーションというのは、結構性能もいいものと計算できますし、小回り対応ができそうな体型であれば。
ホウオウバリスタは2400mでも後方から追い上げるような鈍さがある馬だった時期もあるのですが、ここ2走はかなり前向きさが出ています。こちらはブリンカー効果かと。今回のメンバーでもテンのダッシュで優位になる相手関係になるようで、意外と楽に先行できるようなら。







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